血流改善!脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)ストレッチでダイエット。於血(おけつ)は太る原因。ダイエットには血流の改善が必要。特に背中にある脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)を伸縮させることが効果的です
■於血(おけつ)が太る原因の一つ
中国では血の巡りが悪いことを於血(おけつ)と言い、於血を解消することで痩せやすい身体になると考えられています。
■於血(おけつ)チェック
耳たぶの裏の真下およそ1cmのところにあるくぼみを親指で軽くおさえる程度に押します
押したときに少しでも痛みを感じた人は於血(おけつ)で血の巡りが悪い可能性があります。
耳の下の胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとっきん)という筋肉は毛細血管が多く、血流が悪いと痛み物質が増加します。
痛みを強く感じた人ほど血管に異変が起きている可能性があります。
■筋肉の硬直やコリが血流を悪化させる
運動不足や長時間同じ姿勢を続けると筋肉が硬直し、腰の痛みや肩のコリを引き起こします。
硬直した筋肉は血管を圧迫し、血流スピードを遅らせ血流量も少なくさせてしまいます。
太い血管に十分な血流があると、枝分かれした毛細血管にまで血液が行き渡します。
しかし、筋肉の硬直により血管が圧迫されノロノロ血になると、血流量が減少し毛細血管にまで血液が行かなくなってしまいます。
その結果毛細血管はいびつになり、変形してグニャグニャになってしまいます。
■毛細血管について
毛細血管は全身のあらゆる所に網の目のように張り巡らされています。
総延長は地球を2周半するほどの長さです。
その働きは全身60兆個の全細胞に酸素を運び脂肪を燃焼したり、血液の熱により脂肪を分解する酵素リパーゼを活性化して代謝を高めたりと毛細血管はエネルギーの代謝のすべてに関わっています。
■脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)について
脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)は、身体の中で一番長く大きい筋肉群で、常に重力に逆らって上半身を支えています。
そのため日常的にコリやすく、血管を圧迫して血流が悪くなってしまいやすい場所です。
■脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)ストレッチ法
まず座ったままの状態で足の裏をくっつけてヒザをひらいて座ります
次につま先を手で持ち、ゆっくりと持ち上げ、息を吸いながら背筋をそらして伸ばします
5秒ほどキープし、息は止めずに自然に呼吸します
続いて息を吐きながら力を抜いて上半身を前に倒し、つま先も倒します
背筋を丸めるようにするのがポイントです
5秒キープしたら、また先ほどと同じように背筋をゆっくり伸ばします
これを朝夕10回を目安に行います
このストレッチ法が脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)の伸縮幅が最も大きい運動になります。
凝りかたまった筋肉は縮めたり伸ばしたりする伸縮運動をすることでコリがほぐれます。
■レモンで腎臓結石を予防
レモンに豊富に含まれるクエン酸は、体内で不要になったミネラルが腎臓から尿としてスムーズに排泄されることを促す働きがあります。
目安量:レモン果汁1/2個+水250mlを1日1〜4回摂取
■桜エビで血管をメンテナンス
桜エビに豊富に含まれるアスタキサンチンは、活性酸素によって傷つけられた血管壁に付着する悪玉コレステロールを引きはがし、傷ついた血管壁を修復してくれる働きがあります。