腰痛の主な治療法

腰痛の原因は、生活習慣や生別 、年齢職業などが複雑に関係していますが、多くの場合、腰を支える骨筋肉の故障が腰痛の原因となっています。急性期は安静にし、回復期に少しずつ身体を動かし腰痛を予防しましょう。

■腰痛の主な治療法
ここでは家庭などでできる対処療法を紹介いたします。
基本はやはり専門の整形外科医で診察治療を受けることが一番だと思います。
腰痛治療の基本は“安静にすること”が大切ですが、急性期と回復期で異なっています。
急性期とは激しい痛みが続いている時のことですが、その間は安静にして腰に負担がかからないように横になります。
冷湿布などで患部を冷やすことも効果があるようです。
回復期には腰を温め、腰に負担がかからないように気を配って、少しずつ身体を動かします。
急性期に行った冷湿布などはいつまでも続けていると、筋肉が硬くなって回復が遅れます。
痛みが和らいだら、腰を暖めるようにしましょう。
また急性の激痛が起きたときは、ベッドや布団は避けて、ひざの下に枕か座布団を入れると少し楽になります。
普通 は2、3日で痛みは軽くなるようです。

>温熱療法
>マッサージ療法
>けん引療法
>運動療法
>コルセット(装具療法)
>薬物療法
>神経ブロック療法
>手術療法


■湿布による腰痛の治療法
急性期の激しい痛みには冷湿布、痛みが治まった時や慢性的な痛みには温湿布が効果があるようです。
長時間冷やしすぎると筋肉が硬くなってしまうので注意が必要です。


■もし家の外で腰痛に襲われたら
まずは横になれる場所を探して横になり、エビのような姿勢をとり落ち着くまで休みます。
横になることができない場合は、腰を少し曲げて壁などに腰を押し付けるか、壁に寄りかかってうずくまります。
少し楽になったらおなかに力をいれて、少し前かがみになって、ゆっくり進みましょう。