私の腰痛体験談

腰痛の原因は、生活習慣や生別 、年齢職業などが複雑に関係していますが、多くの場合、腰を支える骨筋肉の故障が腰痛の原因となっています。急性期は安静にし、回復期に少しずつ身体を動かし腰痛を予防しましょう。

>椎間板ヘルニア Xデー来る!
>温泉でちょっと復活!
>ダイエット!
>運動で少し復活 14キロ減量!
>そして今現在


■椎間板ヘルニア Xデー来る!
椎間板ヘルニア Xデー来る! 仕事がら一日中パソコンの前に座りっぱなし、そんな生活をつづけて10数年、それなりに腰の具合は良くなかったものの、勢いと気持ちでだましだまし生活していました。
しかし、あるときほとんど寝ないで仕事に追われていたときから、腰が徐々に痛重い感じになってきたのです。
最初は「一段落したらちょっと休んで寝ればなおるだろう」との軽い気持ちでいましたが、状況はどんどん悪くなる一方に!
そしてあるとき、Xデーが自分の身にやって来たのでした。
ちょっと立っていられなくなってきたので横になっていたのですが、しばらく横になっていても楽にならず、ますます痛みがパワーアップしてきたのです。
横になっても、上をむいても、仰向けになっても、横エビ姿勢になっても痛みがとれない!
そのうち痛みの感覚がおかしくなってきて、腰だけが痛いはずなのに身体全体が痛い状態にグレードアップ! 
例えてみれば、一ケ所だけの歯痛が進行して、そのうちどの歯が痛いのかわからなくなり、歯全体が痛く感じてしまっている状態とでもいうのでしょうか?
さっそく車にゆられて片道1時間弱の総合病院にいきました。
必要な問診、触診、MRI検査等とこなし、自分の背骨の写 ったレントゲン写真を見ながら担当医師から一言
「椎間板ヘルニアだね」
ヘルニア?なんじゃそりゃと思っていると、医師が画像を指しながら
「ここがつぶれて出っ張っているでしょ、その出っ張っている箇所がすぐ横の神経を圧迫して痛みが出ているんですよ」
ひぇ〜つぶれて飛び出してすぐ横の神経にぶちあたっているだって〜!
(私、質問)「先生、この出っ張っているところ、引っ込んでもとにもどりませんか?」
(医師、答える)「ちょっとむずかしいね〜、まったく治らないとも言えないが、いまのまま生活状態でいくと悪くなることはあっても治るということは難しいでしょう、しばらく様子を見るしかないですねー」
がーん、落胆したまま車にゆられながら帰宅。
俺の人生おわったな〜、そんな思いでしばらく安静にして痛みに耐えていました。


■温泉でちょっと復活!
薬を服用しても痛いものは痛く気休めにしかならなかった感じで、立つことも出来ないし眠れない状態が続きました。
そんな状態がしばらく続いたある日、知人から、よく効く温泉があるから行こうと勧められて行きました。
最初はたかが温泉に入ったぐらいで変わるわけないじゃん!と思いつつ1時間近く車にゆられながら到着、そしてそこでびっくりするような光景が!
なっなんと温泉が茶色い、普通 の茶色ではなく黒にちかいこげ茶色なんです!
手を10センチも入れると見えなくなるくらいなんです。
そこで手すりにつかまり、よろよろしながらも数時間入ったり出たりしていました。
すると気のせいか少し痛みが和らいだ気がしてきたんです。
後から温めることが良いことが分かったのですが、その時は温めるなんてわからなかったので、これはいいかも知れないということで、その日から知人と連れ立ってこの温泉場所まで通 いました。
この温泉に来るたびに少しづつ良くなっていき、ある時期から歩けるようになり、運転もできるようになり、それからは近場の温泉めぐりをはじめました。
でもつれていってもらった場所のように、良くなっているような感じは他の場所では得られませんでした。
まー相性があるのかもしれませんが、よっぽど連れていってもらった場所が自分に合っていたのかなとも思います。


■ダイエット!
それから腰痛のことを調べだしたのですが、太り過ぎも腰に負担をかけていたことがわかり、これは少しダイエットをしなければと思いたったのもこのときでした。
その当時、身長170センチ弱で、筋肉質でもないのに体重が80キロ近くありましたので、あきらかに太り過ぎでした。
でも無茶が効かなく、これから先のことを考えてへこんでいる時だったので、食べることが唯一の楽しみ。
もう少し良くなってから始めればいいかな、そう思ってしばらくは食べて寝るの生活をしていました。
しか〜しそんな思いとは裏はらに、またマイ椎間板が神経を刺激しだしたのでした。
これはやばい!
また温泉に行くものの、入った後しばらくはいいが、時間が経つともとどおり痛みに耐える状態。
退路がなくなったような気がして、やらないと良くなる道はないな!
さすがに腹も決まってダイエット生活が始まりました。
しかし、早食い大食漢の自分なので、食べる量を減らすとストレスが溜まるからあまりよくないのではないかと思い、量はあまり減らさず時間をかけてカロリーの低い物を取るようしました。
内容的には野菜をとにかく食べて、ビフィズス菌満載ヨーグルトを毎朝とっていました。
他に注意したことは寝る4 時間前は食べたりしないというこぐらいですね。
最初はまったく体重が減っていきませんでしたが、ある日をさかいに少しづつ減っていくようになりました。
ま-ダイエットの話をすればその他にもきりがない程いろいろあったんですが、それはこちらのダイエット成功談でご覧ください。


■運動で少し復活 14キロ減量!
そんなこんなで体重が落ち出して、少し楽に感じだしてきてからは、運動もするようにしました。
しかし意外に腰に負担をかけずに運動するというのが難しいんですよね!
最初は腹筋・背筋運動なんてとんでもない!という状態でしたのでまずはストレッチからはじめました。
しかしこれも意外に腰にくるんです!おまけにしばらく運動らしいことをしていなかったので、かたいことこの上ない状態でした。
それでも腰の様子を見ながら、少しづつストレッチをつづけて今では本当にヘルニアなの?と聞かれるほど柔らかくなりました。
ストレッチをつづけていて感じたことは、自分の場合は足の裏側の筋がいつもかたいかなということです。
この裏側のストレッチをしばらくやらなかったりして寝ると、少し経つと腰が重苦しくなり痛みが出始めます。自分の場合はここが腰痛対策のポイントなのかもしれないです!
ストレッチである程度身体が柔らかくなってきてからは、まず腰に負担をかけないように、腰から下の運動になるスクワットを始めました。
これは意外に効いて体重がかなり落ちていきました。
それからは腰に負担をかけないようにベンチプレスで腕や胸を鍛えだして、ダイエットを始めてから約半年で14キロのダイエットに成功しました!!
普通だとたいしたことじゃないないのかもしれませんが、腰に爆弾をかかえながらの14キロ減量には、自分で自分を誉めてあげたいです(笑)


■そして今現在!
運動の方もいまでは少しではありますが、腹筋ができるようになり、サポーターをつけて軽いジョギングもできるようになりました。
いまだに足の麻痺は残っていますが、おそらくこれは、これから一生つきあっていかなければならないような気がしてます。
なぜなら麻痺だけはまったく良くなっていないからです。
でもヘルニアになりはじめた頃に比べれば、ジョギングができるように回復するなんて夢にも思いませんでしたので、これはこれでよしとして、あとは前向きに少しづつ元気だった頃に近付けて行こうと思います。
普通に歩けることがどんなに気持ちのいいことだったのか、普通に歩けなくなってそのことに再発見!
さあ今日もストレッチしよ〜っと!

最後まで読んでいただきありがとうございました^ ^
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