青みかん・青りんごでダイエット

青みかん・青りんごでダイエット!青みかんのペクチンが糖の吸収を抑制、シネフリンが脂肪燃焼効果アップ、食前にすじ・袋ごと青みかんを食べる!青りんごのプロシアニジンが脂肪燃焼を促進、食前に皮ごと食べる

■果物は野菜と比べてダイエットに最適な食材
消化吸収した糖が血液中にいっぱいになると血糖値が上がり、余分な糖は肝臓で脂肪に変換され体内に蓄積されます。
しかし果物の糖は食物繊維に包まれているため腸からの吸収スピードが緩やかで血糖値が上がらないため脂肪になることが低くなります。

●食物繊維含有量(100ca l)
キウイ   5.0g
イチゴ   4.2g
カボチャ  5.6g
枝豆    4.2g
りんご   2.8g
みかん   2.2g
ジャガイモ 1.7g
サツマイモ 1.7g

■果物の糖にはダイエット効果が!
一般に血液中の糖がエネルギーとして消費され少なくなると、脳に信号が送られ空腹を感じます。
ところが果物の糖はゆっくりと吸収されるため、糖が血液中に長く滞在します。
つまり空腹を感じにくくなりダイエットにも効果があります。

■食前にみかん1個を食べて糖の吸収をブロック(みかんダイエット黄金法則)
フルーツと言えば食後のデザートというイメージがありますが、ダイエット効果を期待するなら食前が効果的です。
食前に摂取すれば、みかんに含まれる“ペクチン”が効果的に働きます。
通常摂取した糖が吸収されるのは、消化酵素が糖を分解するためです。
ここへ、みかん に含まれているペクチンが入ってくると、消化酵素が働きにくくなり糖が消化されないまま通過します。
つまり摂取した糖が吸収されにくくなります。
普段朝食を食べない人も毎朝みかんを1個だけは食べるようにすると良いです。
栄養バランスも考慮して食前に1個ずつ、1日合計3個のみかんで十分です。

■みかんはすじ・袋ごと食べる(みかんダイエット黄金法則)
糖の吸収を抑えてくれるペクチンは、みかんのすじに最も多く含まれ、ついで袋、果肉の順に多く含まれています。
みかんのペクチン含有量(100g中)
すじ 2.6g   袋 1.9g   果肉 1.58g

■みかんはより“青いみかん”を食べる(みかんダイエット黄金法則)
みかんの皮が青く、酸っぱい内に食べると“シネフリン”の量を多く摂取出来ます。
シネフリンとは、みかんに含まれる注目のダイエット成分。
シネフリンが体内の脂肪細胞に届くと脂肪分解酵素リパーゼが活性化し、蓄積された脂肪を燃えやすい状態にしてくれます。
また、シネフリンは細胞のミトコンドリアの中で脂肪燃焼を高める働きも持っています。
脂肪を分解するだけでなく燃えやすくしてくれるので基礎代謝もアップします。
通常、みかんが熟しても、みかんの持つ成分量は変わりませんが、シネフリンの量に限って言えば、熟すと半分程にまで減少してしまいます。
●みかんの出荷時期は9月下旬〜11上旬です

■プロシアニジンが多い青りんごを食べる(りんごダイエット黄金法則)
プロシアニジンは脂肪燃焼を促進し、脂肪の蓄積を抑えるという効果が最も強い性質を持っています。
プロシアニジンとは、りんごに含まれるポリフェノールの一種です。
プロシアニジンには内臓脂肪を蓄えている器自体を小さくする働きがあります。
入り切れない内臓脂肪は肝臓へ、さらに肝臓内では脂肪燃焼酵素を活性化する働きがあります。
このプロシアニジンを最も多く含んでいるのが青りんごです。
赤いりんごにもプロシアニジンは含まれていますが、熟す過程で抗酸化物質のアントシアニンに変化してしまいます。
一方、青りんごは熟してもプロシアニジンに変化はありません。
つまり、青りんごの方がプロシアニジンを多く含んでいてダイエット効果がより期待できます。

■プロシアニジンの豊富な青りんごの皮ごと食べる(りんごダイエット黄金法則)
プロシアニジンは実より皮に多く含まれています。
その量は身のおよそ4倍にもなります。

●プロシアニジン含有量(100g中)
果皮は200〜320mg  果実は50〜80mg

■食前に青りんごを半個食べて脂肪の吸収を抑える(りんごダイエット黄金法則)
食前に摂ることで、プロシアニジンには脂肪の吸収を阻害する効果があります。
通常脂肪は胆汁酸によって吸収されやすい状態に変えられ、腸管から体内へと運ばれます。
ところが食前に青リンゴを食べるとプロシアニジンが先に胆汁酸に吸着し、後から入ってきた脂肪は胆汁酸にめぐり会えずに吸収されないまま体外へ排出されます。
この効果を得るために必要な青リンゴの量は1回につき半分、1日合計1.5個です。

>>青みかんと青りんごのどちらのダイエット方が向いているのか?

■青みかんダイエットに向いている人
●冷え性の人

シネフリンの脂肪燃焼効果で、基礎代謝がアップして冷え性が改善されます

●運動不足の人
シネフリンの基礎代謝アップ効果で、少ない運動でも脂肪を燃やす体質に改善

●炭水化物中心の人
ペクチンの糖吸収抑制効果で、糖の吸収を抑え脂肪の蓄積を予防してくれます

■青りんごダイエットに向いている人
●便秘気味の人

りんごに含まれるペクチンは善玉菌のエサになり腸内環境を整える働きがあります。
しかし、みかんのペクチンなど一般的なペクチンは悪玉菌のエサにもなってしまいます。
しかしリンゴペクチンは善玉菌であるビフィズス菌のエサにしかなりません。
悪玉菌のエサにならないため、他のペクチンに比べて腸内環境を整える効果が非常に高くなります。

●脂質中心の人
脂質中心の人は、直前に青りんごを食べることでプロシアニジンが脂肪の吸収を抑え体外に非出してくれます。
脂質の多い食材:乳製品、卵、マヨネーズ、ハム、ソーセージ、肉類

●内臓脂肪型の人
プロシアニジンの内臓脂肪燃焼効果で内臓脂肪を押し出して肝臓で燃やしてくれます。

上記の項目に当てはまる数が多い方が向いているダイエット法になります。
同数のときは、青みかんダイエット・青りんごダイエットのどちらでも効果が期待できます。