小腸デトックス(有害物質排出)でダイエット効果倍増!ダイエット効果が今一つあらわれない人は小腸にヘドロ(ダイオキシンなどの有害物質)が溜まっている可能性が!クロロフィル(葉緑素)で小腸デトックス(有害物質の排出)
■何をやってもダイエット効果がない人は小腸に原因が!
口から摂取した食べ物は胃で細かく粉砕されたあと小腸へと送られ栄養素が吸収されます。
栄養素の吸収が済んだ食べ物は大腸へと送られ、そこで水分が吸収されたあと便となって排出されます。
つまり小腸は栄養素などを吸収してくれる最重要臓器であり、ダイエット効果の高い食材やサプリメントなどを摂取しても効果がない人は小腸に何らかの原因がある可能性があります。
■小腸にヘドロ(ダイオキシンなどの有害物質)が溜まっている!
小腸には絨毛(じゅうもう)という小さな突起が無数に並んでいます。
絨毛(じゅうもう)は小腸に入ってきた食べ物を先へと送り出しながら栄養素を吸収する役割をになっています。
全長6〜7mありデコボコになっています。
そしてこのデコボコになっている谷間は有害物質が溜まりやすく、ヘドロ(ダイオキシンなどの有害物質)の温床になっています。
■ヘドロ(ダイオキシンなどの有害物質)が溜まると身体に様々な影響が!
問題は、小腸で栄養素を主に吸収しているのがこの谷間で、ヘドロが溜まると栄養素が吸収しにくくなってしまうことです。
小腸にダイオキシンやベンツピレン(たばこや車の排気ガスに含まれる)などの有害物質が溜まっていると栄養素が吸収されず排出されてしまいます。
栄養素の吸収がうまくいかないとビタミンやミネラルが欠乏し、肌荒れ・免疫力低下・イライラ・老化を招いてしまうことになってしまいます。
■小腸の谷間は有害物質の排出口にもなっている
腸の掃除役といえば食物繊維ですが、掃除できるのは表面だけ。
食物繊維は不溶性・水溶性共に分子構造が大きく谷間に入ることが出来ません。
その結果、谷間にヘドロが溜まったままの状態になります。
ダイオキシンなどの有害物質は食べ物として入ってくるだけではなく、呼吸などからも身体の中に入ってきます。
本来それらの有害物質は肝臓に集められ対外へ捨てられているのですが、その出口になっているのが小腸の谷間になります。
つまり小腸の谷間に有害物質が溜まっていると、体内から有害物質が排出されにくくなり、全身に有害物質が溜まってしまい身体に様々な弊害が引き起こされます。
■クロロフィル(葉緑素)で小腸デトックス(有害物質の排出)
クロロフィルとは植物の葉の部分に多く含まれ光合成を行う色素成分。
クロロフィルの分子量は食物繊維の数千分の1の大きさになります。
この小ささ故に食物繊維では入れなかった谷間に容易に入っていくことができます。
クロロフィルにはヘドロの主成分であるダイオキシンなどの有害物質を吸着する力があります。
■クロロフィル含有量ランキング(1食分)
1:ホウレン草 76.8 mg
2:小松菜 71.2 mg
3:ニラ 40.9 mg
4:春菊 34.8 mg
5:焼き海苔 33.3 mg
6:パセリ 29.2 mg
7:シソ 15.9 mg
8:ブロッコリー 14.0 mg
9:ワカメ 12.8 mg
10:ピーマン 10.5 mg
■1日の摂取量の目安
ホウレン草 3/4束(約200mg)
小松菜 3/4束(約180mg)
焼き海苔 6枚(24g)
■クロロフィルの効果的摂取法(デトックス効果倍増)!
食物には固い細胞壁があり、クロロフィルはその中にあります。
そのためこの細胞壁を壊さないとクロロフィルは出てこられず効果を発揮しないまま腸を素通りしてしまいます。
ちなみに咀嚼(そしゃく)や胃の消化程度ではほとんど壊れません。
●クロロフィル摂取法ポイント1:熱を加える
クロロフィルを効果的に摂るには、生で食べるサラダではなく熱を加えた“おひたし”や“ソテー”などがオススメです。
ワカメなら酢の物よりお味噌汁で熱を加えて摂ると効果的です
●クロロフィル摂取法ポイント2:小さく切る
細かくすればするほど効果が上がります。
■調理するのがめんどうな人は焼き海苔が効果的!
焼き海苔は海藻を細かく粉砕し加熱調理して作られます。
つまりクロロフィルを手軽に摂取出来る食材です。
■ブリでデトックス(有害物質の排出)
ブリにはタウリンとDHAが豊富に含まれ、体内に溜まった有害物質を流し出してくれます(デトックス)。
肝臓から小腸へ有害物質を流し出しているのは胆汁で、タウリンはこの胆汁の材料になり量を増やします。
さらにDHAが胆汁の流れをスムーズにしてくれます。
ブリは背中が黒く、腹が白くなっています。
背中はさっぱりとしていて、腹は脂がのっています。
デトックスを期待するなら脂がのった腹が効果的です。
不飽和脂肪酸の一種であるDHAは脂の多い腹部分に豊富に含まれています。
■ウニで老化防止
ウニに豊富に含まれるビタミンAは粘膜の新陳代謝に必要な栄養素で、粘膜を強化し活性酸素を撃退してくれます。
また抗酸化物質としても働くため、身体を若々しく保つのに役立ちます。
フィリピンではウニにレモン汁をかけご飯と一緒に食べるそうです。