ヤセる味噌汁(みそ汁)パワーでダイエット!(あるある)

赤味噌にはメラノイジンと大豆ペプチドが豊富に含まれ代謝活動を活発にしてくれ、白味噌にはギャバが豊富に含まれ空腹感を抑制し、お腹が減りにくい状態にしてくれます。赤味噌は朝に効果的で白味噌は夜に効果的

普通食塩は血圧を上げる働きをしますが、味噌汁(みそ汁)の塩分は通常の塩分と違い高血圧を引き起こさないそうです。
味噌の発酵で血圧を下げる物質が出来、それが均衡的に働いて血圧を下げているそうです。

■マクロビオテックダイエット(アメリカで流行のダイエット法)
玄米・豆類・根菜類・海草類など日本の伝統食材を取り入れた食事療法。
味噌は中でも重要視され、毎朝のメニューに一杯300ccの味噌汁(みそ汁)を摂取するそうです。

■味噌のダイエットパワー(大豆ペプチド・大豆サポニン・燃焼系アミノ酸)
味噌は大豆に麹(米、麦、豆)を加えた発酵食品

●味噌の大豆ペプチド
大豆ペプチドは吸収されるときに腸管の神経を刺激します。
これによって身体が交感神経優位になり血流量が上昇し結果基礎代謝がアップします。

●大豆サポニン
大豆に含まれる大豆サポニンが、肥大した腸の絨毛(じゅうもう)を正常化し吸収口を小さくすることで、余分な栄養の吸収スピードを遅らせてくれます。
さらに脂肪を分解して吸収しやすい大きさにする酵素を大豆サポニンが阻害し、脂肪の吸収をさまたげる効果もあります。

●燃焼系アミノ酸
大豆には燃焼系アミノ酸であるバリン・ロイシン・イソロイシンなどが豊富に含まれているので脂肪の燃焼効果のアップが期待できます。

■発酵でダイエットパワーアップ!
もともと大豆の中に大豆ペプチドは含まれておらず、大豆タンパクを体内で分解して吸収しやすい大豆ペプチドにします。
味噌は発酵食品であり、発酵の過程で大豆タンパクを麹菌によって分解しています。
つまり味噌には吸収しやすい大豆ペプチドが豊富に含まれています。
この大豆ペプチドが腸管から吸収されるときに自律神経を刺激し、交感神経優位な状態にしてきれます。
さらに味噌は発酵の過程で燃焼系アミノ酸であるバリン・ロイシン・イソロイシンの量がアップします。

■「朝食は赤味噌」の味噌汁(みそ汁)で基礎代謝アップ!
寝起きの身体は副交感神経が優位で代謝が低下していて、脂肪が燃えにくい状態にあります
朝に味噌汁(みそ汁)を摂取することですばやく交感神経にスイッチを切り替えて基礎代謝を上げてくれます。
午前中からエネルギーが使い易い状態になることで脂肪を効率良く燃やすことができます。

●赤味噌は他の味噌と比べメラノイジンと大豆ペプチドの量が多く、基礎代謝をよりアップさせる効果があります。
メラノイジンとはタンパク質やアミノ酸が糖と化学反応を起こして作られる成分で、発酵の過程で生まれます。
赤味噌に多く含まれているメラノイジンは食物繊維に似た働きをするため、腸のぜん動運動を活発化し便秘を改善!
さらに腸のぜん動運動により、かなりのエネルギーを消費して基礎代謝をアップしてくれます。
メラノイジンは発酵・熟成期間に作られる褐色物質。
赤味噌は発酵・熟成期間が長いためメラノイジンがたくさん作られます。
赤味噌には基礎代謝を上げてくれるペプチドが他の味噌より多く含まれています
大豆ペプチドは発酵・熟成によって分解され作られるため、発酵・熟成期間が長いほど多くの大豆ペプチドが作られます。

■「夕食は白味噌」の味噌汁(みそ汁)で摂取カロリーを抑える!
白味噌には抑制作用のあるギャバ(GABA)が豊富に含まれています。
抑制作用のあるギャバ(GABA)は脳内にある空腹中枢に働きかけ、空腹感を抑制し、お腹が減りにくい状態にしてくれます。
この効果により間食が減り摂取カロリーも抑えられ、ダイエット効果がアップします。

●ギャバは味噌で加えられる麹に多く含まれていて、白味噌は赤味噌の倍以上の麹を使用。
ギャバは空腹中枢を鎮静させて、食べ過ぎを抑えてくれるので夕食時に食べるのが理想です。

●脂肪を溜める働きを持つタンパク質BMAL1(ビーマルワン)は夕食の時間帯以降に大量発生します。食欲を抑える白味噌の味噌汁(みそ汁)は夕食に摂取するのが効果的です。

■ダイエット効果を高める究極の味噌汁(みそ汁)具材
●朝食
赤味噌の定番の具材は「豆腐」と「ワカメ」
「豆腐」にはバリン・ロイシン・イソロイシン・アルギニンの脂肪燃焼系アミノ酸が含まれ、
基礎代謝アップ効果があります
「ワカメ」にはフコダインが含まれ、腸のぜん動運動が活発化し基礎代謝をアップしてくれます

究極の赤味噌の味噌汁(みそ汁)具材は「高野豆腐」と「メカブ」
「高野豆腐」は豆腐本来の栄養素が凝縮され、豆腐の4倍以上の燃焼系アミノ酸が含まれています
「メカブ」はワカメの栄養が最も凝縮された部分で、フコダイン量もワカメの5倍以上あります

●夕食
究極の白味噌の味噌汁(みそ汁)の具材は「サトイモ」と「インゲン」

「サトイモ」の中には水溶性食物繊維のムチンやガラクタンが含まれていて、体内で水分を吸収して膨らみ胃での滞在時間が延び満腹感をもたらしてくれます。
さらに余分な脂肪やコレステロールを吸着し排泄してくれる作用もあり
摂取カロリーを抑える効果もあります。

「インゲン」にはαアミラーゼ・インヒビターという成分が含まれていて、糖の消化を阻害する働きがあり、糖の吸収量を抑えることで摂取カロリーを減らすことが出来ます。

■タンポポの葉でむくみ解消!
タンポポの葉には豊富なカリウムが含まれ、腎臓の働きを高め水分排泄をスムーズにしてくれます。
つまりタンポポの葉の利尿作用によりむくみが解消されます。