O脚による脚の筋肉のアンバランスは脚全体の衰えにつながり、脚の内側外側に脂肪が付きやすくなります。O脚で脚の筋肉が働きにくくなると、血液やリンパの流れを作るポンプ役としての機能が低下し、むくみの原因ともなります
■O脚とは?
O脚とは、股関節の位置がズレて外側に開いてしまった状態!
それをカバーするためヒザが内側に閉じたり・ねじれたりという歪みが生じてしまいます。
そのためヒザは外や内を向いています
■O脚チェック法
指2本分くらいの幅の定規を用意し、真直ぐ立った状態でヒザ下のすき間に定規をはさみます。
定規がはさめない人はO脚です。
さらに定規をはさんだまま、ヒザを曲げたり・お尻を突き出すように後ろに反らしたりしてみます。
この時定規が落ちた人もO脚です。
■O脚は脚に脂肪が付きやすい!
O脚の人はモモの内側と外側の筋肉の使い方がアンバランスで、内側にある内転筋はまったくといっていいほど使われません。
O脚だと脚の外側の筋肉はピンと張り、内側の筋肉はたるんでしまうため、内側の筋肉が衰え、それを覆うように脂肪が付きやすくなります。
またO脚による脚の筋肉のアンバランスは脚全体の衰えにつながり、内側だけではなく外側にも脂肪が付きやすくなります。
■O脚は脚のむくみも引き起こす!
O脚で脚の筋肉が働きにくくなると、血液やリンパの流れを作るポンプ役としての機能が低下し、むくみを引き起こす原因ともなります。
■O脚改善は腸腰筋(ちょうようきん)がカギ!
O脚を改善すには、お腹の奥深くにある腸腰筋(ちょうようきん)を鍛える必要があります。
腸腰筋(ちょうようきん)は、背骨から骨盤を介して股関節につながり、骨盤を立てたり、股関節を内側や上に引っ張る役割をになっています。
つまりこの腸腰筋(ちょうようきん)を鍛えればO脚改善に繋がります。
■O脚改善エクササイズ
●基本姿勢:お腹をへこませるように下腹に力を入れ、お尻をキュッと上げます
・基本姿勢でイスに浅く座ります
ヒザから下は床と90°の垂直にします
ヘソから上半身を倒し、かかとをゆっくり上げ下げします
これを5往復(5往復を1セットとして1日3セット行います)
・基本姿勢で立ち脚全体をキュッと閉じます
このまま骨盤をゆっくり左右へ 5回行います(5往復を1セットとして1日3セット行います)
この時できるだけ上半身を動かさず骨盤を動かすようにします
●その他の腸腰筋(ちょうようきん)を鍛える方法
・自転車のサドルを低くしてこぐ
脚の上下動が大きくなり腸腰筋(ちょうようきん)が鍛えられます
・ヒザを大きく上げて歩く、脚を大きく上げてスキップ
脚を大きく上げ下げするため腸腰筋(ちょうようきん)が鍛えられます
■ペコリーノチーズで動脈硬化予防!
ペコリーノチーズは羊のミルクから作られたチーズ。
羊のミルクに豊富に含まれている共役リノール酸にはコレステロールを下げる働きがあります。
肝臓の中でコレステロールの生成抑制に関与し、サラサラ血となり血管に余分な脂肪が溜まることを防いでくれます。
■お麸(おふ)で脳を活性化!
お麸(おふ)は小麦の栄養成分を凝縮した食材!
お麸にはグルタミン酸が豊富に含まれ、脳の中で新しい情報を記憶する神経伝達物質の材料となり、学習能力をアップしてくれます。
お麸は玉子と一緒に食べると効果がアップします。
黄身に含まれるコリンは脳の中で記憶情報を取り出す神経伝達物質の材料となります。
つまりグルタミン酸とコリンは脳が元気になる最高の組み合わせになります!