カゼに効く最強食材・鍋料理!人間の身体には様々な免疫機能が備わっていて、身体が危険な状態になると免疫細胞が働きだします。カゼは自分の免疫でしか治せない病気です。つまり免疫細胞を強化することがカゼ対策になります
人間の身体には様々な免疫機能が備わっていて、身体が危険な状態になると免疫細胞が働きだします。
カゼは自分の免疫でしか治せない病気です。
つまり免疫細胞を強化することがカゼ対策になります。
■カゼの症状
第1段階:くしゃみ・鼻水・鼻づまり
第2段階:セキ・タン・ノドの痛み
第3段階:身体がだるい・関節の痛み
第4段階:発熱
■カゼのメカニズム
まずカゼのウィルスは鼻や口から侵入し、そして栄養や水分を取り込む場所である粘膜に取り付きます。
つぎに粘膜を通り越したウィルスは粘膜上皮という細胞に侵入、そこで勢力を拡大し、さらにリンパ管へと進みます。
リンパ管へと進んだウィルスは身体の中へ拡がっていき、ここまでくると発熱が起こり、本格的にカゼを引いてしまった状態になります。
■鍋の利点
・身体の芯から温めてくれる
・栄養を一度に摂れる
・消化によい
・誰でも簡単に出来る
■カゼの第1段階の免疫はIgA抗体
くしゃみ・鼻水・鼻づまりはカゼの第1段階で、ウィルスが粘膜に取り付いている状態
第1段階での免疫はIgA抗体で、扁桃腺から粘膜の中に出動し、盾となってウィルスの侵入を防いでくれます。
くしゃみ:ウィルスを風の力で吹き飛ばそうとしている状態
鼻水:ウィルスを水の力で押し出そうとしている状態
鼻づまり:血管を拡げて鼻の穴を狭くし、ウィルスの侵入を防ごうとしている状態
■カゼの第1段階は鶏鍋でIgA抗体を増やす
●鶏肉のダブルパワー
鶏肉にはIgA抗体を作るビタミンB6が多く、
その吸収を促進してくれるビタミンB2も含まれています。
IgA抗体を増やすためには、ビタミンB6の0.25mg以上の摂取が必要で、
鶏肉100g程度となります。
鶏肉はビタミンB2が多いモモ肉がオススメです。
●緑黄色野菜のβカロテン
緑黄色野菜に含まれるβカロテンはIgA抗体に直接働きかけ強化してくれます。
緑黄色野菜
●にんにくにもビタミンB6が多く含まれています
●鮭にもビタミンB6とビタミンB2の両方の栄養素が含まれています。/p>
■カゼの第2段階の免疫はNK細胞
セキ・タン・ノドの痛みはカゼの第2段階で、ウィルスが粘膜上皮という細胞に侵入している状態
第2段階での免疫はNK細胞で、ガンにも立ち向かってくれる細胞で、ウィルスを退治してくれます
タン:NK細胞やウィルスの死骸がタンとなってあらわれます
■キノコ鍋でNK細胞を強化する
NK細胞を強化するにはβ-Dグルガンを多く摂ることが重要です。
マイタケ・シメジ・エリンギ・シイタケなどのキノコには、NK細胞に刺激を与える水溶性の食物繊維β-Dグルガンが多く含まれています。
NK細胞を強化するには、β-Dグルガン20μg(マイクログラム)以上mの摂取が必要で、シイタケ3枚程度となります。
●ニラに含まれる硫化アリルが荒れた粘膜上皮を再生してくれます。
●生姜湯を飲む(お湯に生姜汁と砂糖、はちみつなどを入れて飲みます)
生姜にはシロゲンという物質が含まれていて、NK細胞が戦い易いように粘膜上皮を整えてくれます
■カゼの第3段階の免疫はT細胞
身体がだるい・関節の痛みはカゼの第3段階で、ウィルスがリンパ管内に侵入している状態
第3段階での免疫はT細胞で、酵素でウィルスと戦ってくれます。
身体がだるい・関節の痛み:リンパ管の中でウィルスと戦うため、まわりの筋肉を緊張させて、身体がだるさや関節の痛みを発生させます。
■カキ鍋でT細胞を強化する
T細胞の強化には、カキに多く含まれる亜鉛が有効です。
亜鉛は摂取するとT細胞に直接働きかけ活性化してくれます。
T細胞を強化するには、亜鉛15mg以上の摂取が必要で、カキ3個程度になります。
●味噌を入れる:味噌にも多くの亜鉛が含まれています。
●ユズを入れる:ユズの皮にはビタミンPが多く含まれ、関節の痛みやだるさを和らげてくれます。
■カゼの第4段階の免疫はB細胞
発熱はカゼの第4段階で、ウィルスが身体全体に侵入している状態
第4段階での免疫はB細胞で、このとき下痢や腹痛が起こるのは、腸の中でもウィルスとB細胞が戦っているために起こります。
ウィルスは35℃〜36℃の体体温で活発になり、B細胞は38℃〜39℃の高い熱で活発になります。
発熱はB細胞が力を最大限に発揮し、ウィルスを倒しやすい状態にするために起こります。
このため熱が出たからといって無理に熱を下げてしまうと、身体は一時的に楽になりますが、ウィルスが絶滅していないとカゼが長引くことにもなります。
カゼの第4段階では安静が一番大事になります。
■スルメで集中力アップ!
スルメは噛む力がチューインガムより上!
スルメを噛んでアゴを動かすことで、脳への血流量が増加し、必要な栄養素を届けやすくなり集中力が高まります。
またスルメにはカルシウムとタンパク質が豊富に含まれていて、カルシウムが脳の神経伝達をスムーズにし集中力をアップしてくれます。