腰痛症(ようつうしょう)について
腰痛の原因は、生活習慣や生別 、年齢職業などが複雑に関係していますが、多くの場合、腰を支える骨筋肉の故障が腰痛の原因となっています。急性期は安静にし、回復期に少しずつ身体を動かし腰痛を予防しましょう。
■腰痛症(ようつうしょう)とは?
レントゲンや血液検査でも問題が見あたらず、神経が冒されているわけでもなく異常が見あたらない状態で腰に痛みが生じます。
体を動かしたり、中腰になったり、腰の筋肉を押すと痛みがありますが、具体的にどこが痛いかは分からないことが多いです。
腰痛症は若い人に多く、原因はわかりませんが、症状はそれほど重くなく、急な悪化もありません。
原因の一つとしては、重労働やオーバーワークにより筋肉が疲労けいれんし、筋肉の収縮が長く続きます。
そのため血行が悪くなって老廃物がたまりさらに筋肉がけいれんを起こし、また老廃物が蓄積されていきます。
この悪循環で、筋肉が耐えられなくなるとじん帯に影響がおよび、じん帯が耐えられなくなると椎間板や椎間関節に影響が及ぼされます。
そのため腰痛となってあらわれていることが考えられます。
■腰痛症(ようつうしょう)の治療方法
ほとんどの場合、安静にしていると治まりますが、どうしてもやむをえない場合はコルセットなどの装具療法で対処しましょう。
ストレッチや体操などをすると良いようです。
腹筋や背筋が弱いこともあるようですので、腰痛になりにくい、バランスの取れた腹筋や背筋等を作ることも重要です。
コルセットもなるべく付けないようにして腹筋や背筋等を鍛えましょう。