腰痛の原因は、生活習慣や生別 、年齢職業などが複雑に関係していますが、多くの場合、腰を支える骨筋肉の故障が腰痛の原因となっています。急性期は安静にし、回復期に少しずつ身体を動かし腰痛を予防しましょう。
サイクリングは、ウオーキングと同じように、充分な酸素をとりながらできる有酸素運動であり、心臓への負担が少なく、肥満の人や高齢の人でも無理なくできる脂肪燃焼の効率が高い運動です。
サイクリングの最もすぐれているところは腰やひざに負担をかけずに有酸素運動をつづけられる点です!運動不足になりがちな腰痛持ちの人には効果的な運動の一つです。
また負担が少なく足を伸ばしたり曲げたリするので、さまざまな腰痛改善にも効果があるようです。
ただし無理をすると逆効果になるおそれがありますので少しずつ様子をみながら行うことが大切です。
サイクリングは、ウオーキング同様に主に下半身の筋肉を使い、心臓や肺の機能を活発化させ腰痛などの原因となる疲労物質の代謝を促し、凝り固まっていた筋肉の緊張をほぐして腰への負担を減らしてくれます。
注意:レースなどに用いられる前傾姿勢のついたものは、逆に腰痛を引き起こす可能性があります。
●サイクリングは脳を活性化し、気分転換に絶大!
サイクリングは走ることで気分転換でき、日頃のストレス解消に効果的です。
自転車に乗りペダルをこぐという動作は大脳を刺激し活性化します。
さらに、自転車で走るということは筋肉や神経の絶妙なバランス感覚が必要で、このことがさらに脳を活性化させてくれます。
●ダイエットにも効果的!
足には、大小様々なたくさんの筋肉が集まっていいます。
サイクリングでこれらの筋肉を動かすことは、大変な脂肪燃焼効果があります。
ひざや足への負担が少なく、太った人でも長時間楽しめるので、皮下脂肪を燃やすには最適な運動です!
●どのくらいの力でこぐのか?
やや強いくらいの感覚でペダルをこぐと最も効果があります。
ただし腰痛持ちには、無理をすると逆効果になるおそれがありますので自分のペースで行うことが重要です。
●どのぐらいのペースでおこなえばいいの?
週1回ぐらいでもそれなりに効果はありますが、週に3、4回行い続けるのが理想。
●どんな自転車でおこなえばいいの?
基本的に、自宅にある自転車でいいのですが、ママチャリなどの自転車の場合、膝が十分に伸びなかったり、体重がお尻にかかり過ぎてしまうということが考えられます。
自分の体型に合った、体に余分な負担がかからないものを選ぶと良いでしょう。
軽快に走るには、マウンテンバイクなど、それなりの自転車が良いです。
●サドルの高さはどのくらいがいいの?
サドルの高さは、かかとをペダルに掛けて踏み切ったときに、脚が真っすぐ伸びる状態がベストです。
親指の付け根でこぐと、ひざへの負担が軽減して効率よく走れます