太もも太りは内転筋を鍛えて解消!(あるある)

■太ももの脂肪?
太ももは血管やリンパ管、神経が密集しているので、そこを守るために脂肪がつきやすくなっています。適正な皮下脂肪の厚さは10〜15mmくらいとなります。

太ももには、大腿四頭筋、内転筋、ハムストリングスなどの筋肉があります。
内転筋は両足の太ももの内側にあり、股関節を正しい状態に保つための筋肉で、立っている時や足を動かす時にも補助的な筋肉として使われます。
姿勢が悪かったり、足の重心が外側にかたよると、内転筋が使いずらい状態になり、しだいに内転筋が衰えていき、内ももに余分な脂肪がついてしまいます。

■内転筋の衰えが太もも全体を太らせていた
内転筋が衰えると、股関節が支えきれなくなり、その影響で骨盤が開きぎみになります。
するとほかの筋肉にもゆるみが生じ、その結果ももの外側やおしり、ひざまわりに脂肪がついてしまいます。

内転筋は、ふくらはぎの筋肉とともに下半身のリンパ管や血液の流れを促すポンプの役割をになっています。
そのため内転筋が衰えると、これらの流れが滞り、むくみが増長します。
するとセルライト発生にも拍車がかかってしまいます。

■内転筋を鍛える方法
●30秒でできる足バイバイ!
両足を伸ばして座り、背筋をまっすぐにします
内ももの脂肪を内側の裏側からつかんで手で持ち上げ、足をグッと閉じます
内ももを手で押さえたまま、かかとを下につけたまま、つま先を10回バイバイするような動きで交差させます
ポイントはヒザが内側に動いていることを意識しながら、つま先を交差させます

●90秒でできる足スリスリ!
足を肩幅程度に開いて立ち、壁に手を添えます
体重を軽く壁にあずけ、外側の足を軸として内側の足のつま先を下につけたまま、真横にゆっくりすべらせます
限界までいったらもとに戻します
軸足を変えて左右10回ずつ行います
ポイントは壁に添えている腕を曲げないこと、腰は真正面を向いていることです

太ももがむくみがちな人は、水分をとった方がよいようです。
内転筋が復活するとポンプ機能もよくなりむくみが改善されます。

■シラスで集中力と記憶力をアップ!
シラスには脳の活性化を促すカルシウムと脳の情報伝達物質であるチロシンが含まれていてます。
情報伝達を助けるカルシウムやチロシンを含んだシラスと脳のエネルギー源であるブドウ糖を含んだごはんをいっしょにとると、脳がより活性化され集中力や記憶力がアップします!
さらに大根おろしをいっしょにとるとブドウ糖の吸収がよくなります。