腹斜筋を鍛えて わき腹スッキリ!(あるある)

■わき腹について?
わき腹は肋骨と骨盤の間に位置し、骨に守られていない非常に弱い部分です。
にもかかわらず、内臓や神経が集中しているので保温のためにある程度の脂肪は必要な場所です。
わき腹に必要な脂肪量は1cm〜から1.5cm程とされています。つまりそれ以上は必要のない脂肪ということになります。
私達のわき腹には、本来内臓を守るため腹斜筋(ふくしゃきん)という筋肉が備わっていて内臓を守るヨロイの働きをしています。
腹斜筋(ふくしゃきん)は肋骨(ろっこつ)から骨盤にかけて伸びている筋肉で、腰をねじったり上体を傾けるときに、腹筋や背筋を補助する役割をになっています。

■腹斜筋(ふくしゃきん)の衰えがわき腹の脂肪の原因!
肋骨は猫背姿勢によって肋骨自体が下を向きすぼんでしまい、これが肋骨のゆがみとなります。
肋骨がゆがむと腹斜筋(ふくしゃきん)がたるみ、しだいに衰えていきます。その結果ヨロイとしての機能がが果たせなくなり、変わりに脂肪のヨロイを身にまとってしまいます。
さらに腹斜筋(ふくしゃきん)が衰えたことにより、わき腹の脂肪を引っ張り上げる力も弱まりたれ下がってしまいます。
たれ下がり薄くなったヨロイをカバーするため新たな脂肪が付いてしまいます。 そんな悪循環によってわき腹は厚みを増していきます。

実は、腹斜筋(ふくしゃきん)は腹部に集中するリンパの流れを促すポンプとしての役割も担っています。そのため腹斜筋(ふくしゃきん)が衰えることでリンパの流れが滞り、代謝が悪くなり「むくみ」の症状が発生します。
肋骨のゆがみ 内臓を守る腹斜筋(ふくしゃきん)がたるみ衰えることで身体の防御反応として脂肪を蓄積していきます

■肋骨の歪みを改善することが大切!
正しい姿勢を常に心掛けることで、たるんでいる腹斜筋(ふくしゃきん)を伸ばすことが大切です。
腹斜筋(ふくしゃきん)を運動させるためには正しい姿勢と、深い呼吸が大切 深い呼吸をすることで横隔膜が動き、それと連動して腹斜筋(ふくしゃきん)も大きく動きます。

■腹斜筋(ふくしゃきん)を効率良く運動させるためのストレッチ
●足を肩幅に開き、右手は頭の後ろに、左手を腰にあて、この状態で鼻から大きく息を吸い込みます(基本ポーズ)

●次に口から息を吐きながら、右腕のヒジをゆっくりもち上げ腹斜筋(ふくしゃきん)を伸ばします

●十分に伸ばしたところで鼻から息を吸い込みながらヒジを下げて、ゆっくり元の状態へ戻します

これを左右3回ずつ、エクササイズを行う前に行います
※腰痛持ちの方には、腰に負担がかかるのでけっして無理をしないようにしましょう!

■腹斜筋(ふくしゃきん)を直接鍛えるエクササイズ
壁に向かって両手をまっすぐ伸ばした位置に立ちます
そして左手はわき腹に、右腕のヒジを曲げ体重を少し前へ
次に左足のかかとを持ち上げておしりを半分上げます
この状態で息を大きく吸います そして息を吐きながら左足を横へ
3秒で上げて、2秒間キープするのがポイントです
その後息を吸いながら5秒かけて足を戻します
息を吐きながら足を上げキープ、吸いながら足を下げる(これが基本動作)
この動きを左右10回ずつ 1日1セット行います
腹斜筋(ふくしゃきん)はねじるより、大きく伸縮させる動きに反応します。

※腰痛持ちの方には、腰に負担がかかるのでけっして無理をしないようにしましょう!

■白樺の樹液に抗酸化作用!
白樺の樹液には多くのミネラルが含まれていて、新陳代謝を促進してくれます。
また含まれているフラボノイドには抗酸化作用があるそうです。

■すいかで脂肪肝を予防
すいかに含まれるイノシトール(別名抗脂肪肝とも呼ばれています)は肝臓から脂肪がスムーズに流れ出す働きをしてくれます。
特にすいかの皮に近い白い部分に多くのイノシトールが含まれていて、つけものや煮物、炒め物などでおいしくいただくことができます。