超悪玉コレステロール撃退法!(あるある)

ここ数年、心筋梗塞が30・40代に突然発症することが増えています。
その原因とされているのが超悪玉コレステロールです。
超悪玉コレステロールを持っていると、普通の悪玉コレステロールのおよそ3倍の心筋梗塞の発症率になるそうです。
コレステロールとは、コレが胆汁、ステロールが固まりという意味で脂質の一種。
肝臓から不要なものを運搬し、体外に排出する胆汁の原料であり、また女性・男性ホルモンを作る原料であり、すべての細胞膜の原料として使われ、本来体にとって必要不可欠な存在です。

コレステロールには、悪玉と呼ばれるLDL善玉と呼ばれるHDLがあります。
LDLは、本来必要なコレステロールを肝臓から各細胞に配る重要な役割を持っています。
HDLは、逆に細胞から不要なコレステロールを回収する役割を持っています。
つまり、善玉と悪玉のバランスが良ければ問題はありません。
しかしLDL(悪玉コレステロール)がHDL(善玉コレステロール)以上に増えると悪玉化が始まります。
増え過ぎて細胞に入れなくなったLDL(悪玉コレステロール)は血中に溢れだします。これだけで血液はドロドロ血の状態になります。
さらにそのまま血中に残り酸化が始まると、血管内壁を傷付け侵入し、血管壁を厚くしてしまいます。
この状態が長く続くと、血管が劣化しもろくなり、動脈硬化に!
さらに、もろくなった血管内壁に血栓が出来ると血流が止まり、血液が行かず壊死します。
これが心臓で起これば心筋梗塞に、脳で起これば脳硬塞につながります。

■超悪玉コレステロールチェック方法
1:テーブルの前で椅子に座り、両手をももの上に置き10秒数えます
2:手をテーブルの上に置き手のひらを上に向けます
3:手首と手のひらの盛り上がっている部分の色を比べてみてください

結果A:手首と手のひらの色がおとんど同じ→危険性はほとんどなし
結果B:手首にくらべて手のひらが赤い→注意が必要
結果C:手首より手のひらが赤いだけではなく、赤く霜降り状に斑点になっている→危険

■超悪玉コレステロールとは?
超悪玉コレステロールとは小さく密度の高いLDL(悪玉コレステロール)で酸化しやすく、血管内壁にもぐりこみやすい
LDL(悪玉コレステロール)は製造されて血中に出ても2日間経ったものから肝臓に戻っていきますが、超悪玉コレステロールは5日間血中に居座り、素早くしぶとく血管を痛み付けます。

■なぜ超悪玉コレステロールが出来るのか?
●超悪玉コレステロールが出来る原因は、肝臓機能の低下が原因!
肝機能が低下するとホルモンが末梢血管を刺激し拡張させるため手のひらが赤くなります。さらに肝機能が低下すると、太めの血管も拡張し、手のひらが霜降状に見えるようになります。
本来、肝臓機能が正常であれば、きちんとつぶの大きなLDLが作られますが、アルコールやニコチンの処理も肝臓が行うため、量が多くなると肝臓に負担が増し、正常な処理が出来なくなり、超悪玉コレステロールが出来てしまいます。

●大量の脂質や糖質はコレステロールと中性脂肪を増やします。
中性脂肪は肝臓でコレステロールと合成され、同じ箱につめられて全身に運ばれます。
しかし、中性脂肪が増え過ぎると、肝臓はフル回転し、たくさんの中性脂肪をつめこもうとします。するとコレステロールが入るべきスペースがなくなり、無理矢理小さくされて超悪玉になってしまいます。
脂質や糖質だけではなく、果汁やジュースに含まれる果糖や乳製品に含まれる乳脂肪もとり過ぎると中性脂肪になってしまうので注意しましょう。

■超悪玉コレステロールを減らすには?
超悪玉コレステロールを減らすには、総コレステロール値や中性脂肪を減らす食生活の改善と肝機能の修復が必要です。

■大豆タンパクで超悪玉コレステロール撃退!
大豆タンパクにはアルギニングリシニンという2つのアミノ酸が含まれ、肝機能向上と原因物質の排出の働きで超悪玉コレステロール撃退してくれます。

●アルギニンは肝臓の傷付いた細胞を修復してくれます

●グリシニンは小腸で脂質やコレステロールの吸収を阻害してくれ、食事制限と同じ効果が期待できます。

●一日に必要な大豆タンパクは25g
納豆3パック
とうふ400g
豆乳800ml

■紫外線対策食材グリーンアスパラガス!
グリーンアスパラガスに含まれるグルタチオンはアミノ酸の一種で、抗酸化力を持ち、肌の奥で色素を作っているメラノサイトへ働きかけ、紫外線の刺激で黒い色素を作り過ぎているメラノサイトをストップさせ、肌色の色素を作り出すように働きかけてくれます。
■ココアにリラックス効果が!
ココアに含まれるテオブロミンは脳内にある癒しホルモンのセロトニンの働きを高め体をリラックスさせてくれます!