緑黄色野菜カロテノイドで活性酸素を撃退!(ぴーかん)

緑黄色野菜カロテノイドで活性酸素を撃退!老化を防ぐ緑黄色野菜の成分はカロテノイド。緑黄色野菜の“βカロテン・リコピン・ルテイン”の3つのカロテノイドが老化の原因である活性酸素を撃退。緑黄色野菜ジュースの作り方

■緑黄色野菜の“カロテノイド”不足が老化を招く
老化を防ぐ緑黄色野菜の成分はカロテノイド。
カロテノイドの不足は老化を早める一番の原因になります

■緑黄色野菜について
原則として100g当たりのカロテノイド含有量が600μg以上ののものをいいます。

■緑黄色野菜と淡色野菜
野菜には緑黄色野菜と淡色野菜の2種類あります。
緑黄色野菜は中身まで色が濃い野菜。
淡色野菜は色が薄かったり、外側は濃い色ですが中身の色が薄かったりします。

■緑黄色野菜不足が引き起こす身体への影響
・シミ、しわ、くすみなどを引き起こす
・肩こり、髪の衰え、体臭の原因となる
・ガン、心臓病、脳卒中などの深刻な病にかかりやすくなる

緑黄色野菜を十分にとるには野菜ジュースが一番。
一度にたくさん量が摂れ、消化吸収も非常に良いです。

■命のローソク DNAの“テロメア”
テロメアとは細胞の中にある遺伝子DNAの一部で、人の寿命と若さをコントロールしている部分です。
このテロメアは別名命のローソクとも呼ばれ、若い時は長く歳をとるごとにどんどん短くなっていきます。
テロメアは、ある短さになると細胞自体が死をむかえてしまいます。
テロメアの長さは赤ちゃんの時が一番長く、老化が進むにつれて短くなっていきます。
つまりテロメアが短くなるのを防がないとどんどん老けてしまいます。

■活性酸素がテロメアを短くする
テロメアを短くする原因の一つが活性酸素です。

■緑黄色野菜の“βカロテン・リコピン・ルテイン”の3つのカロテノイドが活性酸素を減らす
抗酸化作用のある緑黄色野菜を取ることは、テロメアが短くなることを防ぐ作用があると考えられています。
最新の研究では緑黄色野菜に含まれるカロテノイドが、活性酸素を1/4に減らすことが分かっています。
カロテノイドは600種類もありますが、全身の活性酸素を効率良く取り除くには“βカロテン・リコピン・ルテイン”の3つのカロテノイドが特に重要と考えられています。
これらの3つのカロテノイドは、体内で発生する活性酸素をくまなく探し出し、効率良く取り除いてくれます。

βカロテンを多く含む食材 ニンジン
リコピンを多く含む食材  プチトマト
ルテインを多く含む食材  ほうれん草、キウイ

■若返り緑黄色野菜ジュースの作り方
<1日分 1人前レシピ>
 ニンジン 皮付き30g レンジで1分
 プチトマト 8コ(80g)
 ほうれん草 1/4把(30g)
 牛乳    50cc
 キウイ   1/2
 氷     4〜5個
以上の材料を細かく切ってミキサーかければ出来上がりです。
毎朝一杯飲む事で、日中活動することで発生する活性酸素を抑えてくれます。

●ニンジン
・ニンジンは皮をむかずに使う
 ニンジンの皮には中心よりも2.5倍のβカロテンが含まれています。

・ニンジンを電子レンジで温める
 温めることでニンジンの固い細胞壁が壊れ中のカロテノイドが溶け出し体内で吸収消化が高まります
 皮ごと小さくきざんでラップで包み電子レンジで温めます

●プチトマト
プチトマトには、一般的なトマトの2.5倍ものリコピンが含まれています。

●牛乳
カロテノイドは脂に溶けやすいため、牛乳の脂質と合わさることでより多く体内に取り込むことができます。
又、ほうれん草に含まれるシュウ酸は取り過ぎると体内で結石などの原因になることがあります。
そこで牛乳に含まれるカルシウムと合わさることで体外に排出することができます。

●キウイ
カロテノイドはミキサーにかけると、空気などにより栄養効果が落ちてしまいます。
しかしキウイに含まれる酸にはカロテノイドを守る効果があります。
しかもキウイにはほうれん草と同じルテインが豊富に含まれています。