お腹の痛みが知らせる内臓からのSOSサイン!(あるある)
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■関連痛(かんれんつう)
内臓と肩・背中の神経が同じ脊髄を通っているため、脳が痛みの場所を勘違いする現象です。
■内臓疾患の初期症状の7割が“胃”の周辺に痛みが出る!
お腹は多くの臓器が密集しているエリア!
それだけに一口にお腹が痛いといっても、痛む場所も痛み方も数えあげたらきりがありません。
お腹の痛みの最重要ポイントは胃の周辺で、実はほとんどの内臓疾患のサインが最初に現れます。
少しでも胃に痛みを感じたことがあったら要注意!
中にはまったく別の臓器からのSOSがきている可能性があります。
例1)ただの胃炎のつもりが虫垂の炎症だった
例2)ただの食あたりのつもりが心筋梗塞だった
■他の臓器トラブルが胃の痛みと現れ勘違いしてしまう
内臓に病気があった場合、痛みは身体の中心に出ることが多く、これを“胃”の痛みと勘違いしてしまうことが多くあります。
内臓に何らかのトラブルが発生した際、各臓器から送られた痛みの信号はいったん身体の中心部に集められ、ここから脳に送られます。
実は、この内臓の痛みを伝える神経の集合地点がちょうど胃の辺りになります。
そのため他の臓器のトラブルによる痛みでも、胃の痛みと勘違いしてしまうことが多くあります。
多くの臓器の痛みが集中する胃の周辺!
この痛みを胃の疾患の痛みと考えるのは大間違い!
あらゆる病気の可能性を想定していないと最悪の事態におちいるケースも!
■胃の周辺でわかる心臓トラブルチェック!
●タバコを吸ったときに痛くなる
タバコを吸うと血管が収縮するため、もともと流れが悪くなっている血管はいっそう狭くなります。
すると心臓の酸素が不足し痛みを発します。
●階段を駆け上がったり、急に走ったりするととき胃の周辺が痛む
●運動をしたとき痛くなる
●重いものを持ったとき痛くなる
運動などにより心臓がフル回転すると大量の酸素が必要になります。
そのとき血管に問題があると心臓への血流が低下し酸素不足となり痛みを発します。
■なぜ心臓の痛みを胃の周辺の痛みと感じるのか?
心臓は血流が低下すると痛みを発します。
その痛みは脊髄を介して脳へと伝えられるのですが、同じ脊髄に胃からの痛みを感じる神経も通っているため、脳が心臓からの痛みを胃の痛みと勘違いしてしまいます。
胃だと思っていた痛みは心臓からのSOSかもしれない!
たかが胃の痛みと侮らず、正しく対処しましょう。
■すい臓トラブルを早期発見“ラジオ体操チェック”
1:身体を前に弾みを付けて3回曲げます
2:次に手を腰にあて、身体を後ろに反らします
身体を後ろに曲げることで、背中の奥にあるすい臓は引っ張られた状態になります。
すると痛みが非常に弱い初期段階のトラブルであっても痛みをハッキリ感じることが可能になります。
もし後ろに曲げた時にだけ痛くなるのであれば、すい臓機能低下の恐れがあります。
■脂物の摂取で胃の周辺が痛くなる
脂物を摂取したとき胃の周辺が痛くなる人は、胃の裏辺りにあるすい臓に問題をかかえている可能性があります。
すい臓は消化酵素「すい液」を作り出す重要な臓器です。
食事の中でも、特に脂物を摂取したとき脂肪分解のためにすい液を大量に分泌します。
しかし脂物の摂取を繰り返しすい臓を酷使していると、やがてすい臓に大きなダメージが!!
その状態で脂物を摂取すると臓器に大きな負担がかかってしまいます。
実はその負担による痛みが臓器を繋ぐ神経を介し胃の辺りに出ていたのです。
■大腸や虫垂(ちゅうすい)のトラブルは大網(たいもう)がカギ
大網(たいもう)とは、胃から網目状に垂れ下がった脂肪組織です。
大腸や虫垂(ちゅうすい)に炎症が起こると、大網はその患部に集まり進行を食い止める働きがあります。
そのため、大網が伸びることによって、その付着部分である胃は大きく引っ張られ、その刺激によって関係のない胃に痛みが生じます。
■大腸や虫垂(ちゅうすい)のトラブルを見分ける“逆さまチェック”
1:仰向けに寝転んだ状態から手で支えながら腰をゆっくり浮かせます
2:腰が直角に上がった時点で手を離し、5秒間姿勢をキープします
下腹部の奥に重い痛みがある人は、大腸や虫垂にトラブルの可能性が!!
逆さまチェックをすると収縮した腹筋が、その下の大腸や虫垂を圧迫し、何らかの炎症があった場合その部分が刺激され痛みがわかりやすくなります。
排便後に痛みが治まるか、ひどくなる人も大腸や虫垂に疾患がある可能性があります。
■憩質(けいしつ)
憩質(けいしつ)とは腸内環境が悪くなることで発生する腸内粘膜のくぼみ部分。
それ自体に問題はありませんが、炎症などが起こりやすいので注意が必要です。
■胃自体に問題がある場合(ひとつでも当てはまれば胃自体にトラブルの可能性が)
・ストレスを感じると痛くなる
・アルコールを飲むと痛くなる
・水や牛乳を飲むと痛くなる
・食事を摂ると痛みが軽くなったり、ひどくなったりする
胃のための郵送検診キット
大腸がん 郵送検診キット
生活習慣病セルフチェック
■植物性乳酸菌で免疫力アップ
植物性乳酸菌とは漬け物やキムチなどに含まれる野菜を醗酵させる乳酸菌のことです。
胃液や腸液に強く生きたまま腸まで届きやすいという性質を持っています。
その結果、腸内の善玉菌が増えて腸内環境が改善し免疫力のアップにつながります。
・ザワ−クラウト(キャベツの漬け汁)
キムチ 漬け物
■タケノコでやる気をアップ!!
たけのこにはチロシンとアスパラギン酸が豊富に含まれています。
チロシンは脳の中で情報を処理するときに材料として使われ、アスパラギン酸は脳細胞の情報伝達物質の材料として使われ脳を活性化させ、やる気をアップしてくれます。
たけのこを切ったときに白い粉が出たらそれはチロシンが結晶化したものです。
タケノコ一覧
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