肩・背中・腰のコリと内臓疾患の見分け方!知ってお得な健康情報!
腰痛対策
肩・背中・腰から脳へつながる神経と内臓から脳へつながる神経が同じルートを共有しているため、内臓疾患と肩・背中・腰のコリを間違えてしまうことがあります。コリの改善がみられないときは内臓疾患の可能性があるかも!
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肩・背中・腰のコリと内臓疾患の見分け方!(あるある)
■コリとは?
コリの原因はほとんど筋肉の疲労が原因!
長い時間、同じ姿勢をとり続けたりしていると、疲労物質が筋肉の中に蓄積し痛みを感じる神経を刺激します。それがコリの正体です。
内臓に疾患がある場合、内臓自体に痛みが出る前に肩や背中などにコリを感じる場合があります。

■関連痛
内臓疾患が肩や腰などのコリとなってあらわれます。
肩や腰などの痛みであるコリの情報と内臓の痛みの情報はどちらも脊髄を通って脳へと伝えられます。
すると脳では筋肉の痛みと内臓の痛みを取り違えてしまうという現象がおきます。
2つの痛みの情報は同じルートを通るため脳が勘違いをし、実際に肩や腰が凝っていなくても内臓の痛みをコリとして感じてしまいます。

■右肩のコリは肝臓の機能低下の可能性が!
肝臓・胆のうからつながる神経と右肩からつながる神経が同じルートを共有しているため。
痛みを脳へと伝える際に信号が同じ場所を通過するために起こります。

●ゴリラチェック方法(肩のコリとす肝臓疾患を見分ける方法)
1:足を肩幅に開き、両腕を左右斜め下に構えます
2:拳をにぎり肋骨(ろっこつ)の下あたりを右・左の順で計10回たたきます
このとき右の脇腹の奥に少しでも響くような痛みがある人は肝臓の機能低下の可能性が!

●肝臓
肝臓は人間の身体エネルギーを24時間作り続ける重要な臓器です。
しかし臓器自体には感覚神経がないため、悪くても痛みを感じません。
これが沈黙も臓器と言われる所以です。
肝臓の働きを助ける胆のうも同様に痛みを感じません。
しかし臓器を覆う膜には感覚神経があります。
臓器にトラブルが起こると腫れ上がり表面が引っ張られる状態になります。
そこに衝撃が加わると痛みを自覚しやすくなるため、たたくことで痛みを感じることができます。

●アルコール類を摂取したとき右肩のコリが強まる人は肝臓に注意
飲酒すると肝臓はアルコールを分解するためにフル稼動します。
そのため弱った肝臓に過度の負担がかかる事になり、右肩のコリとなって現れます。

●肝臓の機能をアップさせる食材!
 タウリン(イカ、タコ、貝類)
 β-Dグルガン(キノコ類)
 ゴマグリナン(ゴマ)
・アルコールを控えることも大切

■背中のコリはすい臓の機能低下の可能性が!
すい臓からの神経と背中中央部の神経が脊髄内の同じルートを共有しているため、脳がすい臓の痛みと背中のコリとを勘違いするため起こります。

●バンザイチェック方法(背中のコリとすい臓疾患を見分ける方法)
1:足を肩幅に開いて立ちます
2:背中を丸めながら前屈みになります
3:そこからバンザイをするように身体を後ろにそらします
このとき背中の真ん中辺りが痛む人はすい臓の機能低下の可能性が!

●すい臓
すい臓は血糖値を調整するホルモンの分泌や消化酵素“すい液”の生成を担う重要な臓器。
すい臓が何らかの原因で腫れ上がると臓器の表面の膜が引っ張られて神経を刺激

●脂っこい食べ物を摂った後、みぞおち・背中周辺が痛くなる人はすい臓に注意
すい臓は脂っこい食べ物を摂ると脂肪分解のため“すい液”を大量に分泌します。
そのため背中のコリが強くなって現れるようです。
みぞおちが痛くなる人は、ダメージが進行している可能性が!

●すい臓の機能をアップさせる食材!
 アミラーゼ(キャベツ、大根)消化を助けてくれます
・アルコールや脂物を控えることも大切

■腰のコリは腎臓の機能低下の可能性が!

腎臓からつながる神経と腰からつながる神経が同じルートを共有しているため
腎臓の痛みを腰のコリと勘違いするため起こる関連痛です

●キョンシーチェック方法(腰のコリと腎臓疾患を見分ける方法)
1:足を肩幅に開き立ちます
2:両腕を前に出し大きくジャンプ
3:着地の際にヒザやつま先のクッションを使わず、衝撃が身体に伝わるようにかかとから着地します
腰の奥に響くような痛みが起こる人は腎臓の機能低下の可能性が!

●腎臓
腎臓は体内を循環する血液のクリーニングをしてくれる工場!
血液中の老廃物をろ過し尿として排せつし、綺麗な血液を再び体内に戻します。
腎臓に変調が起こると臓器が腫れ上がるという現象が起きます。
腎臓は非常に動き易い臓器で姿勢によって位置が動きます。
そのため振動が及ぶと痛みを感じ易くなっています。

●腎臓の機能をアップさせる食材!
 カリウム(バナナ、カボチャ、ジャガイモ、トウモロコシ、長芋)
カリウムは余分な塩分の排泄を促してくれる働きがあります。
塩分過多の食生活を続けていると、腎臓のろ過機能がオーバーワークになりがち

■わさびで血液サラサラ!
わさびに含まれている辛味成分“イソチオシアネート”は血液成分を固まりにくくし、血栓が出来るのを予防する働きがあります。
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