ガボールパッチは、ぼやけた縞模様の図形を見続けるだけの視力回復法です。
千円札の中央部にある「すかし」を見続けることでも視力回復効果が期待できます。
眼自体を良くするのではなく、脳を鍛えて視力を回復させる方法になります。
■老眼のセルフチェック
自分の目の前に人差し指を置きます。
指紋を見ながら指を徐々に目から離していきます。
指紋にピントが合った所で止めます。
このとき目と指の距離が30cm以上離さないとピントが合わない人は老眼の可能性が高いです。
さらにこの距離が長ければ長いほど老眼の度合いが強いということになります。
■老眼の視力回復法
この視力回復法は老眼だけでなく近視にも効果が期待できます。
■千円札で視力回復法
視力回復法にはガボールパッチという方法があります。
ガボールパッチとは、ぼやけた縞模様の図形をただ見続けるだけの視力回復法です。
ただし専用のガボールパッチがなくても千円札で代用できます。
千円札の中央部にある「すかし」部分を見続けることで、ガボールパッチと似たような効果を出すことができます。
そもそも視力は「眼」ばかりだと思いがちですが、眼球と脳の両方使って物を見ています。
物を見るというのは、まず眼球で情報を拾います。
それが脳の方に伝達されて脳で処理をして物を見ています。
実は脳にはカメラでいう手振れ補正のような機能が備わっていて、ぼやけた画像を無意識のうちに鮮明な画像に補正してくれています。
脳梗塞があると見づらくなるとか、認知症の人は視力が悪くなるということも関連してきますが、ガボールパッチという方法の画期的なところは、眼自体を良くしようというのではなく情報処理をする脳を鍛えて視力を回復させる方法という点です。
つまりぼやけた縞模様や千円札のすかしのように見づらいモノを見続けることで、脳のぼやけを鮮明にする機能が鍛えられ視力の回復が期待できます。
■千円札を使った視力回復法
電気に近い上に向けて「すかし」がハッキリ見えるようにします。
ゆっくり下におろしていき「すかし」がだんだん薄くなって見えるか見えないかというギリギリの所で止めます。
この見づらい場所で10秒間見続けたら、再び見えやすい高さへゆっくり戻します。
このトレーニングを朝晩にそれぞれ10回ずつ行うと、より視力回復効果が期待できます。