良い睡眠のポイントは寝付いてから最初の90分にどれだけ深く眠れるかがポイントと考えられています。
深い睡眠により成長ホルモンがよく出て、自律神経やホルモンのバランス調整・免疫機能の向上・脳の老廃物をとるなどの効果が期待できます。
寝る1時間半前の入浴が眠気を呼び、最初の90分で深い睡眠をとりやすくなります。
■睡眠改善のポイント
・熟睡
・不眠解消
・寝つきを良くする
・目覚めを良くする
●熟睡
・30分以内の昼食
・夕方からの運動
・寝る2時間前からリラックス
・就寝前のお風呂
・枕の高さは15度
・クーラーは26〜28度に設定
●不眠解消
・朝日を浴びる
・同じ時間に起きる
・夜に大食いしない
・朝ご飯を食べる
●寝つきを良くする
・朝日を浴びる
・夜は強い光を避ける
●目覚めを良くする
・目覚ましの音を小さくし、起きたい20分前にセット
■良い睡眠のポイント
最初の90分にどれだけ深く眠れるかが最高の睡眠のポイントになります。
途中で起きてしまってもまたすぐ寝られればあまり心配しなくても大丈夫。
一番大切なのは十分な睡眠時間を確保することですが、どうしても難しい人は最初の90分深く寝ることが重要になります。
最初の90分に深い睡眠をとると成長ホルモンが多く分泌されます。
成長ホルモンには様々な働きがあります。
■成長ホルモンの働き
・コレステロールを減らす
・骨を丈夫に保つ
・筋肉を維持する
・肌の潤いを保つ
成長ホルモンが最初の90分に深く眠るとよく出ます。
成長ホルモンの分泌量は睡眠の深さによって決まります。
■最初の90分深く眠れると期待できる役割
・自律神経やホルモンのバランス調整
・免疫機能の向上
・脳の老廃物をとる
■最初の90分を深く眠るポイント
・朝食は決まった時間によく噛んで食べる
・朝に日光を浴びる
・仕事はできるだけ午前中に集中して行う
・日中できるだけ体を動かす
・寝る前はリラックスして眠気を待つ
昼夜のメリハリを大事にし、日中はできるだけ体を活発に働かせ、夜はリラックスして落ち着かせます。
すると眠りたい時間に強い眠気がきて眠りが深くなります。
眠りたい時間に眠気のピークをもって来ることがポイントになります。
■睡眠圧
眠たい時間に寝ることが大事になります。
眠気(睡眠圧)に合わせて寝ることで、最初の90分の睡眠が深くなると考えられています。
眠くなった時が深い眠りを取りやすいタイミングになります。
徹夜せざるをえない作業も寝てから行った方が効率がよいといわれています。
■寝る1時間半前の入浴が眠気を呼ぶ快眠ポイント
お風呂から出た後に体温はいったん上昇します。
すると体は体温を下げようと手足などから熱を放出します。
もとの体温よりもグッと下がっていきます。
実はこの体温が下がる時こそ強い眠気が出やすい寝つきのゴールデンタイムになります。
■睡眠の質を良くする入浴ポイント
・入浴は寝る1時間半前
・40℃のお湯に15分が目安
・寝る直前ならシャワーで済ます