利き尻から左右差があると骨盤の歪みがを引き起こし腰痛の原因になることがあります。
足の親指の付け根・足首とふくらはぎの間・お尻の上のくぼみが腰痛のトリガーポイントになることが多くあります。
腰痛のトリガーポイントをゴルフボールやテニスボールでほぐすことで腰痛改善につながります。
■お尻にも右利き左利きがある
骨盤のゆがみで体重が左右のどちらかに偏ってしまいます。
いつも同じ方向に足を組んだりモデル座りなどをすると片方のお尻に体重がかかり、骨盤を歪ませる原因となります。
骨盤の歪みから腰の筋肉や靭帯にストレスがかかり炎症を起こしてぎっくり腰などを誘発しやすくなってしまいます。
■利き尻チェック
腕を水平に上げて左右に傾いていきます。
この際にどちらにいきやすいかで利き尻が分かります。
行きやすい方が利き尻になります。
腕を水平にして傾いて左右に違いを感じる場合は、利き尻に体重が偏りぎっくり腰を誘発している可能性があります。
■トリガーポイントが腰の痛みの原因
左右差があると腰ではない部分に負担がかかっている可能性があります。
それをトリガーポイントといいます。
トリガーポイントとは痛みの引き金となる筋肉のことをいいます。
腰が痛くなる原因は腰以外にあり、痛みの引き金は筋肉の張りにあります。
腰痛や肩こりのトリガーポイントの約7割は腰・肩とは別のところにあると考えられています。
その腰とはかけ離れたトリガーポイントをほぐすことで痛みが治まることが多くあります。
■利き尻が原因の骨盤の歪み改善法
利き尻の左右差がある人は太ももの内側が部分がトリガーポイントになります。
太ももの内側を押して痛みを感じる部分をゆっくりほぐします。
■骨棘(こつきょく)が腰痛の原因
骨と骨の椎間板の変形により骨同士がぶつかり変形して尖ってしまう症状をいいます。
尖った骨が神経を刺激し腰痛の原因になります。
骨棘(こつきょく)の原因は主に加齢になります。
■寝起きの腰の痛み解消法
腰痛が起こりやすいのは朝の寝起きの時間帯といわれています。
仰向けになりヒザを抱え込むように丸くなります。
ダンゴムシのように丸くなり10秒間キープします。
パッと足を伸ばして楽な状態になります。
これを寝る前に10秒間行えば腰周りの筋肉が伸び、足の血流が良くなり快適な寝起きにつながります。
10秒×3回でさらに効果がアップします。
■変形性腰椎症(へんけいせいようついしょう)が腰痛の原因
変形性腰椎症(へんけいせいようついしょう)とは、骨と骨の間のクッションの役割をしている椎間板が肥満や加齢により押しつぶされて骨が変形してしまう症状をいいます。
骨が歪み足のしびれや痛み、腰の痛みなどを伴うことも多くあります。
■腰痛を引き起こすトリガーポイント
腰から足に引っ張られる筋肉に痛みの原因であるトリガーポイントが潜んでいることがあります。
押して痛みを感じたらトリガーポイントの可能性があります。
・足の親指の付け根
・足首とふくらはぎの間
・お尻の上のくぼみ
●足の親指の付け根
足の親指の付け根を押して痛みを感じる場合はゆっくりもんでほぐすと効果的です。
●足首とふくらはぎの間
足首とふくらはぎの間を押して痛みを感じる場合は負担がかかっている証拠です。
筋肉を意識してほぐすと効果的です。
●お尻の上のくぼみ
お尻の上のくぼみを押して痛みを感じる場合は、筋肉を内側に押し込むように圧をかけながらほぐすと良いです。
■ゴルフボール・テニスボールで腰痛改善
無理のない程度に1日5〜10分ほぐせば腰痛改善効果が期待できます。
●足の裏をほぐして腰痛改善
足の裏にゴルフボールを当て、ゆっくり体重をかけて痛みを感じる部分を中心に転がします。
●ふくらはぎをほぐして腰痛改善
ふくらはぎは横になりテニスボールに体重をかけるように意識しながらほぐします。
●お尻の上のくぼみをほぐして腰痛改善
横になった状態から体を少し浮かせてテニスボールにゆっくり体重を乗せるようにしてほぐします。