大腰筋を鍛えてダイエット、3秒両脚アップと大股で歩きでぽっこりお腹改善、全身浴、鉄分摂取

座っている時間が長いと大腰筋が衰えてお腹が出た肥満体型になってしまいます。
体の奥にあるインナーマッスルでもある大腰筋を鍛えることでぽっこりお腹を改善する効果が期待できます。
3秒両脚アップ、大股で歩きで大腰筋を鍛えてぽっこりお腹を改善可能です。
鉄分不足は肥満の原因にもなるので、ヒジキやレバーなどを適度に摂ると効果的です。
入浴でダイエット効果を期待するなら全身浴がオススメです。

■座り過ぎが肥満の原因になる
アメリカの研究では肥満の人は座っている時間が長いということが分かってきています。
座っている時間が長いと大腰筋(だいようきん)という筋肉が衰えてきます。
大腰筋はお腹の奥にある大きな筋肉で、背骨のS字カーブを作り正しい姿勢を維持するために働いています。
大腰筋が衰えると猫背になり骨盤が後ろに傾いてしまいます。
すると内臓が前に押し出されてお腹が出てきてしまいます。

また大腰筋には脚を引き上げる役割があります。
そのため大腰筋が衰えると歩幅が狭くなってヨチヨチ歩きになってきてしまいます。
大腰筋は加齢と共に衰えていき、1歳で1%低下していくと考えられています。

大腰筋はどんなに歳をとっても鍛えることができます。
70歳80歳でも鍛えれば若返り効果が期待できます。

■大腰筋年齢チェック
背筋を伸ばしてイスに浅く腰掛けます。
脚を肩幅に開き、胸の前で腕を組みます。
素早く立つ座るを繰り返します。
立ったときはヒザをしっかり伸ばし、座ったときはお尻をしっかり着地させます。
10回繰り返したときのかかった秒数で大腰筋年齢が分かります。

20〜39歳: 〜9秒
40〜49歳: 〜10秒
50〜59歳: 〜12秒
60〜69歳: 〜13秒(女性は〜16秒)
70歳以上: 〜17秒(女性は〜20秒)

■3秒両脚アップで大腰筋を鍛えダイエット
イスに浅く座り、両手でイスの端を軽くつかみます。
両脚を3秒かけて上げ、3秒かけて下げます。
反動をつけたり、身体を反らし過ぎないことがポイントです。
運動に慣れていない人は、それほど高く上げる必要はありません。
慣れてきたら目標を高くしていくとより大腰筋を鍛えることができます。
1度に10回、1日3セットが目安になります。

■大股で歩きで大腰筋を鍛えダイエット
太ももを高く上げ、歩幅は靴1個分前へ踏み出すイメージで行います。
いつもの1.5倍の歩幅で歩きます。
有酸素運動としても脂肪燃焼効果が期待できます。
連続して10分以上行うとより効果的です。

■鉄分不足が肥満の原因になる
脂質や糖質を燃やしてエネルギー作るときに欠かせないのが鉄分です。
鉄分が不足すると脂質や糖質が使われず体内に脂肪として蓄えられてしまいます。
暑い季節は汗で鉄分が失われやすいので要注意です。
鉄分と一緒にビタミンCも摂ると鉄分の吸収率がアップします。

■ダイエットには全身浴での入浴がおすすめ
半身浴は全身浴の半分の消費カロリーになってしまうので、ダイエット効果を期待するなら全身浴がおすすめになります。
40℃のお湯で30分全身浴すれば、軽めのウォーキングを5〜6分行ったのと同じ効果が期待できます。

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