HSP入浴法で若返り物質HSPを増やし全身の血管改善、老化予防、美肌、疲労回復、認知症予防

身体の老化は血管の老化によって起こります。
血管は全身の細胞に酸素と栄養を届けてくれる大切な働きをしてくれていため、血管が障害されると全身の細胞が衰えることにもつながってしまいます。
コレステロールの高い食事や高血圧が原因で血管の壁が傷つけられると、しなやかだった血管は弾力を失って硬くなってしまい動脈硬化が進行していきます。
HSP・ヒートショックプロテインというタンパク質には傷ついた細胞を修復してくれる若返り効果が期待できます。
HSPは血管に熱のストレスが加わると対抗するために自然と体内でHSPが作られるといわれています。
HSPを増やすHSP入浴法で若返り効果が期待できます。

■血管の老化チェック
人差し指の爪を強めに5秒間圧迫します。
パッと離したときに色が戻るまでに2秒以上かかった人は血管が衰えている可能性があります。

■HSPの減少が全身の老化の原因
私達の身体には血管の老化に対抗できるHSPという物質があります。
HSPとはヒートショックプロテインというタンパク質をいいます。
HSPは傷ついた細胞を修復してくれる若返り物質でもあります。
しかしHSPは年齢と共に減ってしまいます。
HSPの量は20歳までに急激に減り、60歳頃からまた急激に減ってしまいます。
以前よりも傷が治りにくい、疲れやすい人はHSPが減っているサインの可能性があります。
老化をストップするにはHSPを積極的に増やし、傷ついた血管を修復することが大事になります。

■50℃洗い効果
野菜や果物を50℃のお湯で洗うと元気になります。

HSPは熱の刺激で増える物質でもあります。
血管に熱のストレスが加わると、対抗するために自然と体内でHSPが作られるといわれています。

■HSPの健康効果
・血管修復
・美肌
・肝機能アップ
・疲労回復
・認知症予防

■HSP入浴法でHSPを増やす
HSPを増やす入浴法は、お風呂の熱で体温を2℃上げ、その熱を保温する入浴法です。
ちょっと熱めのお風呂でしっかり身体を温めます。

●若返りHSP入浴法の5つのポイント
・舌下で体温を測定
・入浴前に水分補給
・お湯の温度は41℃
・炭酸の入浴剤を入れる
・入浴後は暖かい服で10分保温

炭酸の入浴剤には血管の拡張効果があり身体が温まりやすくなります。
入浴時間は15分、フタを閉めて顔だけ出して入浴します。
汗が出てきたら舌下で体温をチェックします。
体温を上げる目安は約2℃ですが、無理せず徐々に体温お上がりやすい体質に改善していきましょう。
HSPを増やす入浴法で最も大切な行程が入浴後の保温です。
お風呂から出たら体温を維持できるよう靴下を履いて暖かい上着を羽織り10分間保温します。
保温を行い体内に熱をこもらせることで全身の細胞にHSPが増加します。
温かい飲み物で水分補給し身体を冷やさないようにしましょう。
週2回で若返り効果が期待できます。
毎日行うと身体が慣れてきて効果が減ってしまいます。
入浴2日後にHSPが増えるので、旅行や運動をする日など疲れたくない大切な日の2日前に行うと良いです。