小豆(あずき)とらっきょうの太りにくいカレーライス、ポリフェノール・サポニン・食物繊維効果

小豆(あずき)にはポリフェノールとサポニンという成分が含まれています。
小豆(あずき)に含まれるポリフェノールには糖の吸収抑制効果があります。
小豆(あずき)に含まれるサポニンにはコレステロールと中性脂肪の抑制効果があります。
らっきょうに含まれる食物繊維で太りにくくしてくれます。

カレーのルーに使われている小麦粉は多いもので4割も使われています。
つまりご飯とカレーを合わせるとその多くが炭水化物になります。

■太るメカニズム
食事で摂った炭水化物は消化されて糖として小腸から血液中に吸収されます。
吸収された糖は一定量まではすぐに使える形として筋肉や肝臓に蓄えられます。
しかし大量に炭水化物を摂ってしまうと、使い切れない分が脂肪になり蓄積されてしまいます。

■小豆(あずき)のポリフェノールで太りにくい効果
小豆(あずき)に含まれるポリフェノールには糖の吸収を抑える効果があります。
炭水化物はそのままでは体内に吸収できないので消化酵素の働きでブドウ糖などに分解してから吸収されます。
小豆(あずき)のポリフェノールには消化酵素の働きをブロックして炭水化物が糖に分解されて吸収されるのを抑制してくれます。

■小豆(あずき)のサポニンで太りにくい効果
小豆(あずき)に含まれるサポニンにはコレステロールや中性脂肪が出来るのを抑制する効果があります。

■小豆(あずき)は煮汁も摂ると良い
ポリフェノールやサポニンは水に溶ける成分なので、食べるときはあずきの煮汁を一緒に摂ることが太りにくいポイントになります。

■太りにくい小豆(あずき)カレーライスの作り方
小豆(あずき)は事前に水に浸ける必要はありません。
小豆(あずき)は1人50gが目安になります。

鍋に小豆(あずき)と水を入れて火にかけます。
沸騰したら弱火で30分煮ます。
後はカレーの作り方と同じになります。
別の鍋で炒めた具材とあずきを煮汁ごと煮込みます。
最後にカレーのルーを入れれば出来上がりです。

■らっきょうのトッピングで太りにくい効果アップ
らっきょうの食物繊維が腸の動きを活発にして太りにくくなります。
普通サイズのらっきょう約3個がおすすめです。
らっきょうの食物繊維は水溶性のため甘酢の中に溶け出しています。
らっきょうの入っていた甘酢もスプーン2杯ほどカレーにかけるとさらに効果的です。