薬物療法について

腰痛の原因は、生活習慣や生別 、年齢職業などが複雑に関係していますが、多くの場合、腰を支える骨筋肉の故障が腰痛の原因となっています。急性期は安静にし、回復期に少しずつ身体を動かし腰痛を予防しましょう。

■薬物療法とは
薬はあくまで対処療法であり、痛みを軽減することに使用します。
一定期間痛みを軽くし、痛みを発生させる物質の生成や蓄積を防ぐ効果があります。
痛みが起こると筋肉が緊張して血行障害が起こり、さらに痛みの物質が生成蓄積されるという悪循環に落ち入ります。薬物療法はその悪循環をたちきり回復を早めてくれます。

●消炎鎮痛剤(炎症を抑え痛みを軽くします)

●筋肉弛緩剤(筋肉の緊張やけいれんをやわらげます)
ただし副作用として胃腸障害が起こることが多く、胃腸薬も処方されることが多いです。

●ビタミンE(血行を良くし筋肉の緊張をほぐします)

●ビタミンB(神経の働きを良くし、しびれなどを緩和します)

●カルシウム剤(骨粗しょう症の治療)

●ビタミンD(カルシウムの吸収を助け活性化)

● 消炎鎮痛剤の入った塗り薬や貼り薬
(吸収が早く患部に効果を集中させる事が出来ます。しかし深部にまでは効果がありません)

●漢方薬(医師と相談しましょう)

>湿布
>温熱療法
>マッサージ療法
>けん引療法
>運動療法
>コルセット(装具療法)
>薬物療法
>神経ブロック療法
>手術療法
>もし家の外で腰痛に襲われたら