食べても太らない食べ方!(あるある)

空腹を我慢していると飢餓スイッチが入ってしまい食べた物をどんどん脂肪にしていきます。適度な脂質や昆布などの海草類、レモンやライムをとり血糖値を上手にコントロールし、間食も午後3時頃にとるようにしましょう

■別腹とは何か?
人は満腹でも大好きな食べ物を見ると脳が胃の消化活動を速めさせ、受け入れるスペースを作り、別腹を可能とさせてしまいます。

■間食でも太らないタイミング
食事をとると、通常は食後3時間で胃は消化を終え空になり、除々に空腹感(小腹がすく)が発生します。
このとき体内の細胞に配る栄養が不足している状態にあり、このタイミングでおやつなどを食べると、その栄養を待ち構えていた細胞にどんどん配られ消費されるため、カロリーが余りにくくなります。
しかし空腹を我慢し続けると、食料にありつけないと脳が判断し、飢餓スイッチを入れてしまいエネルギーを備蓄するモードに切り替えます。
すると脂肪細胞が脂肪を蓄積しようと活発化します その状態になってから食べた物の栄養は脂肪細胞が優先的に溜め込んでしまいます。
つまり本来たまらないカロリーを脂肪として貯えてしまいます。

■飢餓スイッチ
飢餓スイッチは食後3〜4時間後に入るとされています。
生命維持のための機能で、体内に脂肪を溜め込みやすい状態にします。
さらに時間が空くほど、脂肪を溜め込みやすい状態にします。
つまり食後3〜4時間後が間食のベストタイミングとなります。

■BMAL1(ビーマルワン)
BMAL1(ビーマルワン)とは、脂肪細胞に脂肪を溜め込む働きをするタンパク質で、午後3時頃に最も数が少なく、午後10時以降になると数が多くなります。
つまり間食は午後3時頃がベストタイミングとなり、夜10以降は食べないことが大切です。

■どのように小腹が空くのか?
食べた物は胃で消化され腸へ送られます。
腸内でその栄養をブドウ糖へ分解し血中に出し、細胞のエネルギーとして配ります。
この血中のブドウ糖の量が血糖値です。 血糖値の量によって脳が満腹感や空腹感わ発生させています。
血糖値は食事をとると上昇し、エネルギーとして十分なレベルになると満腹感が発生し、その後除々に消費され下がっていき、あるレベルを下まわると空腹感が発生します。

■小腹が空かない方法
●適度な脂質をとる!

脂質は腸内の食物を包み込み、ブドウ糖への分解を遅くする働きがあります。
そのため糖が血中に出るのが遅くなり、血糖値がゆるやかに上昇し、ゆっくり下降します。
つまり小腹が空くのが遅くなり、間食を抑制することができます。

●小腹抑制食材である昆布・海藻類をとる!
水溶性食物繊維が豊富に含まれる昆布のヌメリが腸にゼリー状の膜を張るため、血中への糖の吸収を緩やかにしてくれます。
そのため血糖値が緩やかに上がり、ゆっくり下降していきます。
水溶性食物繊維は海草類に豊富に含まれています。

★昆布ゴハンで効果アップ!
ダシ昆布を長さ10cmに切り、お米にと一緒に2時間水につけおき、その後お米お一緒に炊くと効果がアップします。
昆布
海草類・海草類乾物

■夜食の脂肪化を減らす方法!
レモン果汁に含まれる“エリオシトリン”というポリフェノールが腸での脂肪吸収を抑制してくれます。
エリオシトリンはレモンやライム特有のポリフェノールで、摂った脂肪が血中へ吸収されるのを抑える働きをしてくれます。
レモン
フルーツ・果物

■中国ではお酢が大ブーム
中国では血液サラサラや健康効果があるお酢がブームで、お酢入り飲料水やお酢入りアイス、お酢入りカクテルが流行っているそうです。
酢入り飲料水