低インシュリンダイエット!

腰痛の原因は、生活習慣や生別 、年齢職業などが複雑に関係していますが、多くの場合、腰を支える骨筋肉の故障が腰痛の原因となっています。急性期は安静にし、回復期に少しずつ身体を動かし腰痛を予防しましょう。

■太るメカニズム!
私達が食事で摂取した炭水化物は小腸でブドウ糖へ分解され、一旦肝臓に貯蔵されます。そして再び、血管を通り各細胞へと運ばれます。
このため血中の糖量が増えて血糖値(血中のブドウ糖濃度のこと)が上昇します。この血糖値があまりにも高くなると、これを一定の量に保とうとインシュリンが分泌されます。
インシュリンは血糖値を下げるため糖をエネルギーとして筋肉に送ります。
しかしそれでも血糖値が高い場合、余っている糖を脂肪細胞に送られます。
このため余った糖は脂肪に変えて体内に貯えてしまいます。
さらに貯えてある脂肪が血中に流れないように脂肪の分解を制御してしまいます。
これが太る原因となっています。

私達が一生に出すインシュリンの量はほぼ決まっています。
つまり限りがあるということ。
それがたくさん食べる事でインシュリンを使いすぎてしまうと、インシュリンが分泌されづらくなったり、働きが鈍くなってしまいます。

低インシュリンダイエットは血糖値の上がり方をゆっくりにして、インシュリンの分泌を低く押さえることにあります。
食べ物の種類によって血糖値上昇の仕方には違いがあります。
つまり、ゆっくりのんびりと糖に変わり、血糖値を少ししか上げない食べ物を選ぶことが低インシュリンダイエットになります。

■GI値とは?
GI値とは、炭水化物が体内で糖になって血液に入る早さです。
このGI値の低い食べ物とは、消化吸収の悪い炭水化物とうことになります。
乳製品やお酢、油、食物繊維を組み合わせて摂ることで糖の吸収を穏やかにすることが出来ます。

■GI値の低い代表的な炭水化物
低インシュリンダイエットの目安、GI値のボーダーラインは60以下。
・玄米    56
・発芽玄米  54
・そば(乾)  56
・そば(生)  59
・ライ麦パン 58
・サツマイモ 55
・鶏肉    45
・サケ    40
・ほうれん草 15
・ヒジキ   19

■GI値の高い代表的な炭水化物
・中華めん(生)    61
・スパゲッティ(乾)  65
・そうめん     68
・インスタントラーメン(乾) 73
・うどん(生)    80
・うどん(乾)    85
・クロワッサン   68
・ロールパン    83
・食パン      91
・フランスパン   93
・ジャガイモ    90

パスタでもボーダーラインの60を実は越えてしまいます。
特にうどんは消化が良いのでGI値も80以上と高め。
小麦粉から作られるパン類もGI値が高いものが多く、食パンやフランスパンは90以上に。
玄米なら基準値を下回っているのに、白米にするとGi値は84と高くなってしまいます。