部分痩せダイエット!

腰痛の原因は、生活習慣や生別 、年齢職業などが複雑に関係していますが、多くの場合、腰を支える骨筋肉の故障が腰痛の原因となっています。急性期は安静にし、回復期に少しずつ身体を動かし腰痛を予防しましょう。

■身体には脂肪のつきやすい順序がある
1:お尻・腰

ヒップに脂肪が付きサイズが大きくなり下がってくる。それと同時にウェストのすぐ下に厚みが出てくびれがなくなる。

2:お腹
下腹部が出てウェストサイズが増加

3:バストの下
胸の付け根に脂肪が付きアンダーバストのサイズが増加

4:太もも
太ももに脂肪が付きヒップと太もものくびれがなくなる

5:首のうしろ・二の腕
首の後ろ・肩・背中に脂肪が付き上半身のサイズが増加、二の腕がたるむ

6:ふくらはぎ・足首
ふくらはぎ・足首に脂肪が付く

7:あご・頬
あごの下がたるみ、頬のラインが丸くなる

■なぜこの部分が太るのか?
人の身体には、血管が網の目のように張り巡らされています。
あごには頸動脈、二の腕には上腕動脈、お腹には腹大動脈、下腹んいは腸骨大動脈、太ももには大腿動脈があり、太い血管が通っているため栄養も豊富に運ばれ脂肪の合成が活発に行われています。
さらに脂肪が蓄積されやすい順序は運動量が関係していて、運動量が少ない部分ほど脂肪がつきやすくなっています。
身体についた脂肪は付き始めたところからおちていきます。

■一般的なダイエットメカニズム
運動などをすると全身の交感神経末端からノルアドレナリンが放出されます。
ノルアドレナリンが脂肪細胞に入り込むと、脂肪は遊離脂肪酸に分解され血中に流れ出します。
この遊離脂肪酸は筋肉などに運ばれ燃焼しエネルギーとなります。
その結果、体内の脂肪が減っていきダイエット効果が現れます。

■永田氏の部分痩せ理論
身体に圧力などの刺激を与えることで、交感神経末端が直接刺激に反応し、それによりノルアドレナリンが局所的に放出され、刺激を受けた脂肪細胞に入り込んで脂肪が分解されます。
圧力などの刺激によって脂肪は分解され、血中に遊離脂肪酸として放出されますが、この遊離脂肪酸は運動などで消費しないと脂肪細胞に戻ってしまいます。
そのため部分痩せを成功させるには刺激などの圧力を加えたあと運動をして遊離脂肪酸を燃焼させる必要があります。

■部分痩せダイエット!
1:やせたい部分の脂肪を圧力(マッサージ)などの刺激で分解し、燃焼しやすい状態にしておく(マッサージなどの刺激を3分〜5分)

2:その後運動でその脂肪を優先的燃焼させます。
マッサージなどをした後10分以内に行いましょう
ウォーキングなどで15分程度)50キロカロリー以上の消費を目標にして運動を行う
★マッサージとウォーキングなどの運動をセットで毎日2回(朝晩)行いましょう
個人差がありますが10日間行うと効果が現れます

●部分痩せに効果大の「パームマッサージ」
手の平全体を使って広範囲に刺激を与えます。

・太もも
イスやソファーなどに腰かけ、手の平を太ももにあて足の付け根からヒザに向かってゆっくりと揉んでいきます。
足の付け根からヒザまでを一回とし30回行います

・二の腕
右の二の腕の場合
左の手のひら全体を使って脇からヒジに向かって揉んでいきます。
脇からヒジまでを一回として30回ずつ行います。

・お腹まわり
手のひらで外から内側に肉をはさむように刺激します。両方の手のひら全体で脂肪をつかみ引き上げます。
この2つの動きをそれぞれ30回ずつ行います。

●マッサージの注意点
食後90分以内や飲酒後は避ける
一度にまとめて行うのは2ケ所まで

■雨のなどに室内でできる運動「ボディバイブレーション」
一種類につき50回程度を目安にします

●足
片方の足を浮かせ、小刻みに振動させます。このとき足を無理に高くあげないようにします。

●腰
足を肩幅に開いて、腰を左右にひねりながら小刻みに振動させます。このとき背中はまっすぐ伸ばします。

●腕
腕をまっすぐに伸ばしたまま小刻みに上下に振ります。このときヒジが曲がらないように行います。

●二の腕
腕を軽く開き、手のひらを広げ左右に動かします。

●肩
両肩を小さく上げ下げします。リラックスしておこないましょう。

■超音波による部分痩せ
超音波を照射することでその部分のみノルアドレナリン(脂肪分解促進ホルモン)が放出され、脂肪の分解が進み遊離脂肪酸に変わります。
それと同時に超音波があてられた部分で脱共役タンパク質が増加し遊離脂肪酸が熱として放出されます。

超音波により照射された場合、遊離脂肪酸が2倍に、ノルアドレナリンの濃度も2倍になります

脱共役タンパク質とは一部の脂肪細胞や筋肉に存在し遊離脂肪酸を取り込んで熱に変えて放出する働きがある物質です。
超音波発生装置