イスに座っておこなう腰痛体操

腰痛の原因は、生活習慣や生別 、年齢職業などが複雑に関係していますが、多くの場合、腰を支える骨筋肉の故障が腰痛の原因となっています。急性期は安静にし、回復期に少しずつ身体を動かし腰痛を予防しましょう。

■ひざを手で抱える
■片足を水平に上げる
■腰を押して胸を張る
■体を丸めてお腹を見る
■上半身を両ひざの間に入れる
■股関節周辺を伸ばす

立ち姿勢でおこなう腰痛体操
仰向けに寝ておこなう腰痛体操


■ひざを手で抱える

腰痛体操1

イスに浅く座り、片方のひざを両手で抱え、ワキの下まで引き寄せ10秒ほど止めます。
これを交互左右おこないます。
腰椎が緩み、股関節が柔らかくなります。
背筋を伸ばしておこなうようにしましょう。


■片足を水平に上げる

腰痛体操2

イスに浅く座り、片足を前に伸ばし、足先を手前に引き付けます
その状態で5秒ほど止めます。
これを交互左右おこないます。
ひざの屈筋とふくらはぎが伸びます。


■腰を押して胸を張る

腰痛体操3

イスに浅く座り、両手で後から腰を押します。
無理をしない程度に胸を張って背中を反らして数秒間止めます。
数秒休んでまた繰り返します。
大胸筋と腹筋が伸びます。


■体を丸めてお腹を見る

腰痛体操4

両足を軽く開き、両手でお腹を押さえて、へそのあたりを見るように頭を下げます。
お腹を引っ込め、お尻を引き締めて数秒間止めます。
数秒休んでまた繰り返します。
腹筋とお尻の筋肉が鍛えられ、背筋が伸びます。


■上半身を両ひざの間に入れる

腰痛体操5

イスに浅く座り、足を広めに開きます。
両腕を組んで、息を吐きながら上半身を前に倒して背中を丸め、両ひざの間に頭を沈めます。
数秒間止めた後息を吸いながら上体を起こし元に戻ります。
背筋が伸びて、腰椎の緊張が緩みます。


■股関節周辺を伸ばす

腰痛体操6

あぐらを組むように右足を持ち上げ、左ももの上に置き、さらに両手で手前上に引き上げて数秒間止めます。
これを左右交互におこないます。
股関節のあたりの緊張が緩みます。


立ち姿勢で腰痛体操
仰向けにで腰痛体操
イスに座って腰痛体操