背骨の左右へのゆがみを改善!(あるある)

背骨の左右への歪みは、日常生活での悪い姿勢により背骨の土台である「仙骨」が傾いたことにより起こります。つまりこの仙骨を正しい状態に戻せば背骨の歪みも改善され、歪みが生み出す様々な症状も改善されます

身体を支える支柱である背骨には、多くの神経や血管が集中しているため、背骨が歪むと身体の様々な箇所に影響を及ぼします。
背骨の歪みというと背中が丸まった猫背が思い浮かびますが、その他にも背骨が左右にゆがんでしまい、まるでヘビのように左右にゆがんでしまった「ヘビ背」があります。

■ヘビ背チェック法「小さく前へならえ」
目をつぶった状態で自然に立ち、ヒジを固定したまま小さく前へならえをします。
高さや指の位置が左右まったく同じ位置であれば正常ですが、ズレていれば背骨が左右にゆがんでいる可能性が!

■背骨の左右へのゆがみ(ヘビ背)の原因
背骨の左右への歪みは、日常生活での悪い姿勢により背骨の土台が傾いたことにより起こります。
その背骨の土台にあたるところが「仙骨」と呼ばれる部分で、骨盤の真ん中に位置し、人間が直立姿勢を保つ上で要ともいえる骨にあたります。
つまり、仙骨を正しい状態に戻せば背骨の歪みも改善され、歪みが生み出す様々な症状も改善されます。

■日常生活での背骨の歪みの原因
・足組み

組んでいる足の方が浮き上がり背骨に軽度な歪みを作ってしまいます

・ひねり足組み
ひねりを加えると背骨にかかる負担が増していまいます

・片足あぐら
片足であぐらをかく姿勢は、背骨にきつい歪みを作ってしまいます

・横座り
横座りは背骨の土台を最も大きく歪ませてしまいます
また柔らかいベッドの上で横座りすると筋肉の緊張を増加させ、
背骨にかなりの歪みを作ってしまいます

・片ヒジ横寝
土台だけではなく背骨全体を歪ませます

■背骨の歪みが引き起こす悪影響
●ヤセにくい体質に

背骨が歪むと呼吸筋を圧迫し、酸素摂取量が減少します。
すると脂肪が燃えにくくなり、基礎代謝も低下します。

●老けやすい(顔のたるみ)
背骨が歪むと筋肉のバランスが崩れるため、
表情筋を引っ張る僧帽筋の伸縮が弱まり老けやすくなります。

●体調不良
背骨が歪むと内臓などの器官につながる神経を圧迫し、
内臓が正常に働きにくくなり、身体の様々な場所に影響が出てきます。

●集中力・記憶力の低下
背骨が歪むと、脳に酸素を運ぶ動脈が圧迫され、
十分な酸素が供給できなくなり、
そのため集中力・記憶力の低下を引き起こします。

■背骨の歪み改善法
1:基本ポーズ

よつんばいになり、腕と足を肩幅程度に開き、首を落とし背中をたるませます

2:基本ポーズから背中をゆっくり上げ下げします(5回)
背中をぐっと天井に向かってつき上げ、その後ゆっくりと基本ポーズに戻します

3:基本ポーズからお尻を左右に回します(左右3回ずつ)
ヒザを軸にお尻だけを回すように意識して回します
ゆっくりと深呼吸しながら行うとさらに効果的です

4:座った状態から5秒かけゆっくりとネコのように伸びのポーズをします
そして伸びきったら10秒間キープし、その後はまた5秒かけて身体を起こします

●一連の動きを1セットとして1日2回行います
●この動きは胃や腸を刺激するので、夕食前や寝る前の空腹時に行うと良いです
●身体が硬くなっている時ほど効果的だそうです
矯正グッズ

■編み物でリラックス!
編み物のような繰り返しの動作には、アドレナリンの働きを抑えてリラックス効果があるとされています。
ストレスを感じた時、繰り返し同じ動作を行うと、ストレスホルモンであるアドレナリンの働きが抑えられ、イライラが解消されます。
編み物

■眼を元気にしてくれる“カキ”のダブルパワー!
カキに含まれる亜鉛には、目の奥にある視神経が正常に働くように手助けしてくれ、疲れ目を解消してくれます。
またカキに含まれるタウリンには、加齢による水晶体の濁りを防いでくれる働きがあります。
カキ