速読法!倍速読みの方法!速読は物忘れ防止・脳の活性化に効果的について

■速読はかたまりでパッと見
一般の人は文字を上下に一行ずつ目で追っていきますが、速読で読む人は右から左へ視線が移動していきます。
視野の広さは一般の人も速読の人も変わりません。
私達は180度くらいはなんとなく見える世界があります。
でもその中でちゃんと見えているのは少しです。
さらに何かに注目するとさらに狭く見えます。
しかし速読では狭く見えずに大きなかたまりとして見ることができるそうです。

■速読は読んではいけない
実は私達は本を読むときに頭の中で無意識に一度つぶやいています。
速読をする人の脳では一般の人に比べて働かない場所があります。
それは言葉の音声処理に関わる部分です。
つまり速読をする人は音声化を省略して読んでいます。

■ワーキングメモリーとACC
私達の脳にはワーキングメモリーと呼ばれる短期的記憶の保存場所があります。
ワーキングメモリーは単語を4つぐらいしか覚えられません。
しかし脳にはACCと呼ばれるものがあります。
ACCは脳の中で単語をつなぎ合わせてイメージを作り、脳の別の場所に保存しておいてくれます。
このACCの働きで長文などを記憶しておくことができます。
ACCをちゃんと働かせると読んだ内容が深く脳に刻まれ忘れにくくなります。
しかも物忘れの予防にもつながります。

■高速での文字のイメージ化が速読を可能にする
読書をしているとき、速読で読んでいる人の脳ではイメージを司る領域が一般の人と比べると非常に活性化している傾向が見られます。
速読の仕組みは、かたまりでパッと見て瞬間的にイメージ化することで、それを横につなげていくことで物凄いスピードで読むことができます。
つまりイメージ化という作業をものすごく高速で出来るときに速読は可能となります。

■倍速読みの方法
新聞を以下の方法で読みます。

●見出しをイメージする
まず見出しをイメージしてそこから本分を読みます。
見出しをイメージするときにACCを活性化することができます。
それから読み始めると中に書いてあることが紙芝居のように脳の中で別の場所にどんどん記憶されていきます。

●かたまりで小波読み
新聞というのは縦の幅が狭いので左から右へ「かたまりで小波読み」する練習をするのに適しています
いきなり左から右へ一直線に見ていくのは難しいので、多少は波を描くように横へ読んでいきます。
小波読みすると、下に目を動かしたら次は上に目を動かすことになります。
下から読むと音声化できないので、つぶやくくせを無くす練習にもなります。

●コラムを30秒で読む
一面のコラムはだいたい1分30秒で読めるように書かれていることが多いので、30秒で読めるように時間を計って読む練習をします。

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