スズメバチ対策!キイロスズメバチの対処法について!

スズメバチが攻撃するのは巣を守るためになり、天敵はクマと人間になります。
最近住宅街に多くキイロスズメバチが巣を作る一因として上げられているのが、私達が廃棄している食べ物だとされています。
キイロスズメバチは動物性のタンパク質なら何でもエサにするそうです。
巣を見つけたら自分で何とかせず、お住まいの自治体・保健所等に相談した方が良いです。

■スズメバチの毒針
ミツバチは針の先にギザギザの返しがついているため、敵に突き刺すとお尻の毒液の入った袋ごと取れてしまい、一度刺すと死んでしまいます。
スズメバチは毒針の周りのつるっとしたサヤごと刺します。
そのため毒液が無くなるまで何度でも突き刺し、毒針を刺しても死にません。
スズメバチの毒液には細胞膜を溶かすほどの働きがあります。

■アナフィラキー・ショック
スズメバチに刺されると数週間から1ヶ月ほどで毒に対する抗体が作られて全身の行き渡ります。
そして再び刺されると、この抗体が毒と反応して全身で過剰反応が起こります。
血圧は急降下し、ノドの粘膜がむくんで気道を狭めます。
さらに気管が収縮して呼吸困難になり窒息死してしまいます。
この状態をアナフィラキー・ショックと呼び、このような全身症状に至るまで30分〜1時間ほどだそうです。
初めて刺されても、刺された人の体質がアレルギー体質だと、それだけでかなりひどくなることもあるそうです。
激しいアレルギー症状を起こしてしまう人の割合は0.4〜3%ほどと言われています。
もし腫れ・かゆみ・息苦しさなどのアレルギー症状が出たら、すぐ病院へ行くことが大切になります。

■スズメバチの毒液の香り
スズメバチの毒液には5つの香り成分が混ざっていて、この5つの香り成分が吹き付けられたものを敵とみなしてさらに攻撃してきます。
毒液の香りは香水などのにおいに似ているため、香りが偶然に合わさってスズメバチを刺激することがあります。
毒液は、毒嚢(どくのう)という毒袋にある毒腺という毒を作る分泌腺で作られています。

■スズメバチに刺されないために
・白い服と白い帽子がおすすめ
・振り払うのは禁物
・虫よけスプレーは、ハチには効果ないそうです

ハチは動きに敏感なので見つけたらゆっくり動き、そっと身をかがめるようにしてスズメバチの視覚から外れるようにしてゆっくり逃げます。
周りをヘリコプターのようにホバーリングしている状態であれば逃げることが可能だそうです。
毒液を吹き掛けるという段階に入ってしまったら一目散に逃げるようにしましょう。
ぶつかってきたり、体に止まるなどしたら一刻も早く逃げるようにしましょう。

■スズメバチ対策
・見かけたら低い姿勢でゆっくり逃げる
・一匹でも攻撃を受けたらダッシュで逃げる
・刺されたら毒吸引器などで搾り出し、冷やして病院へ行く
 口で吸い出すと、歯茎などに傷があると毒液が入ってしまうので危険です。

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