身体の不思議!小指が立つのは?目が良く見える?ミラーニューロンの働き!

■グラスを持つと小指が立つのはなぜか?身体の不思議1
薬指と小指の腱が手の甲あたりでつながっているため、小指を立てると薬指の腱が引っ張られ自然と伸びます。
中指の方が長く、薬指がグラスの柄に上手く届かない感じになるため、そこで小指を伸ばしてみると薬指が少し伸びます。
つまりグラスを持つとき小指を立てると薬指が伸びバランスが取り易くなります
実は薬指を単独で動かせる筋肉ななく、中指など他の指も同時に動かす筋肉を使わないと薬指は曲げ伸ばしできません。
しかも薬指は小指だけではなく中指とも腱がつながっているため、中指が動かせないと薬指も動かすことができません。

■何かを良く見ようとして目を細めるのはなぜか?身体の不思議2
本来目は水晶体で目に入ってくる光を曲げ、網膜上に焦点を合わせることで画像を認識しています。
しかし近視や遠視の人は、焦点が網膜から離れるため画像がぼやけてしまいます。
そこで目を細めると目に入る光の束が細くなるので、網膜上のズレが小さくなりピントが合いやすくなります。
つまり何かを良く見ようと目を細めてしまうのは、目に入る光の量を制限しピントを合わせやすくしているためになります。

■歯磨き後の食べ物がまずいのはなぜか?身体の不思議3
歯磨き剤に含まれる発泡剤には味覚細胞の一部を一時的にマヒさせる働きがあります。
また発泡剤には苦味をより強く感じさせる作用があります。

■他人の表情がうつるのはなぜか?身体の不思議4
他人の表情がうつるのには「ミラーニューロン」という神経細胞が関係しています。
ミラーニューロンとは、自分の動作をまるで相手に映し出しているような反応をする細胞です。
ミラーニューロンは1996年にサルの脳から発見され世界的に注目されている神経細胞です。
目の前で他人の行動を見ると、その相手の脳内状況を鏡のように自分の脳にも再現し真似させると言われています。
例えば赤ちゃんが見たことを真似しようとするのもミラーニューロンの影響と考えられています。
ミラーニューロンは相手が同じ動作をしているだけで、自分がその動作をしたよな脳の状態を作り出します。
他人の笑顔を見ると、自分が笑顔を作ったような状態に脳がなっていると考えられます。
ミラーニューロンは相手の気持ちや意図を理解する為にも役立つと考えられています。


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