睡眠不足と病気の関係、肥満、高血圧、免疫力低下、認知症、うつ病

睡眠不足は肥満、高血圧、免疫力低下、認知症、うつ病などの様々な病気や生活習慣病の原因になります。

■睡眠不足は肥満のリスクがアップする
睡眠時間が短いと食欲を刺激するホルモンの分泌量が増えるため、常に空腹状態になります。
平均睡眠時間が6時間未満と短いと、標準睡眠時間の人に比べて6年後の体重が増加が2倍も違うといわれています。
睡眠不足は肥満のリスクにつながるので要注意です。

■睡眠不足は高血圧のリスクがアップする
私達は朝の目覚めと共に血圧が上昇し、夜の睡眠にかけて血圧が下がっていきます。
なかなか寝付けなかったり、睡眠中なんども目が覚めたりしていると、心臓や血管は常に働き続けて血圧が下がらず、日中と同じくらいまで上がってしまいます。
これが高血圧の原因になってしまいます。
十分な睡眠が取れていないと、高血圧により動脈硬化や心筋梗塞のリスクがアップします。

■睡眠不足は免疫力低下のリスクがアップする
睡眠不足により血液中に流れるウイルスを撃退してくれるNK細胞とリンパ球の働きが弱まり、その結果免疫力が低下してしまいます。

■睡眠不足は認知症のリスクがアップする
睡眠不足は認知症のリスクも高めるといわれています。
睡眠不足が続くと認知症の要因となるアミロイドβが増えるといわれています。

■睡眠不足はうつ病のリスクがアップする
睡眠不足が続くと心の健康によいとされるホルモンが減少するといわれています。