夏の応急手当て方法!

夏の応急手当て方法!熱中症、ハチなど虫刺されの応急手当て方法、すり傷の応急手当て方法、やけどの応急手当て方法、ノドに物が詰まった時などの応急手当て方法をご紹介します。いざという時に対応して深刻な事態を避けましょう。

熱中症はもとより虫刺され、ケガ、スリ傷など、緊急事態に知っておきたいのが応急手当て方法です。
いざという時の応急手当てはとても大切。
しかしやり方がわからなかったり、躊躇(ちゅうちょ)したりして出来ないことが多い。
応急手当てを知れば、深刻な事態を避けることも可能です。

■熱中症予防策
2倍程にうすめたスポーツドリンクや0.2%の食塩水(200ccに0.4gの食塩)をこまめに摂取する。
熱中症予防策にはこまめな水分補給が大切です。

■熱中症の応急手当て方法
●まず木陰や日陰の涼しい所に連れて行く

●楽な体勢で足を高くして寝かせる
熱中症は汗をかいて身体の中の血液が減ってしまうのが症状のひとつです
足を少し上げると足の血液が心臓に戻り、心臓からの血液を増やし症状を緩和出来ます

●身体を冷やす
まずは衣服をゆるめ、熱がにげやすい状態にします
一番効果的なのは身体が濡れた状態
身体に水をかけて風をあてて気化熱を利用して冷やすとより効果的です

十分な水分を摂る
もうろうとしていると水がうまく飲み込めず、肺に入ってしまい肺炎になってしまうことがあるので注意が必要です。

>>熱中症対策・熱中症予防方法
>>汗と熱中症 汗腺機能を高める方法

■ハチなど虫刺されの応急手当て方法
患部を冷やして炎症を鎮める
ただしスズメバチなどに刺され、刺された場所以外にも異変を感じたらすぐに病院へ行きましょう。

■すり傷の応急手当て方法
水道水で洗い流すことで雑菌の感染を防ぐことが出来ます。
傷口を乾かさないようにするのがポイント。
傷口から出る体液は傷の修復を早めるので、ラップなどで一時的に保護し、その後バンソウコウなどに張り替える。

●直接圧迫止血法(血が出ている場合)
血が出ている患部を上から手で強く圧迫する

■やけどの応急手当て方法
流水で冷やす 冷やす時間は10分程
痛みが軽くなるまで冷やすのが目安

■ノドに物が詰まった時の応急手当て方法
背中の肩甲骨と肩甲骨の間を強く叩く
それでも出ない場合、後ろからおへその少し上ににぎりこぶしを当て、斜め上に強い力で引き上げます
力が弱い人の場合、横に寝かせて心臓マッサージの要領で圧迫します
応急手当て後は内臓が痛んでいる可能性もあるので病院へ行きましょう

●へびなどに噛まれたときは、噛まれた手足を動かさないようにして急いで病院へ行く