正しい筋トレのやり方、腕立て伏せ、腹筋、スクワット

筋トレのポイントは10回くらいでもう出来ないとなるやり方です。
回数が多い筋トレは満足感が得られるだけで筋トレに効果的ではありません。

■中高年ほど筋トレが大切
筋力のピークは20代でそれ以降は低下していきます。
50代ではピーク時の70%、80代になると半分にまで低下してしまいます。
つまり80代では20代の片足1本分の筋力で身体を支えているような状態になります。

■筋トレの健康効果
腕立て伏せには猫背や肩こりなどの改善効果があります。
腹筋には腰痛予防やウエストの引き締め効果があります。
スクワットは足腰を強くし、転倒やケガの予防につながります。

■筋トレのポイント
効率の良い筋トレのポイントは、10回で限界を迎える筋トレになります。
回数が多い筋トレほど満足感が得られるだけで、鍛えるべき筋肉に十分な負荷がかかっていません。
10回くらいでもう出来ないとなるやり方が効率の良い筋トレになります。
回数を多くすれば良いというわけではありません。

■正しい腕立て伏せの筋トレ方法
腕立て伏せによる筋トレのポイントは手を置く位置にあります。
手の幅は肩幅よりも手の平一つ分を外に出し、指先は少し外側に向けるようにします。
床と身体が触れるぐらい上体を10回沈めます。
このとき全身が一直線になるように意識します。
腕の筋力に自信が無い人は、ヒザを付けて行うとよいです。
その場合は手を肩よりも前に置いて行います。
呼吸は上体を上げるときに息を吐きます。
人間は息を吐くときに力が出やすいので筋トレには効果的です。
息を止めたり力んだりすると血圧が上昇するので呼吸を止めずに行うようにしましょう。

■正しい腹筋の筋トレ方法
仰向けになります。
手は胸に置き、アゴを引いておへそを見るようにします。
背中を丸めるようなイメージで、息を吐きながら上体を起こします。
腰痛予防のためにヒザは90度に立てて行います。

■正しいスクワットの筋トレ方法
手を腰に当て、足を肩幅に開きます。
イスに腰掛けるようにお尻を下げます。
このとき上体を少し前傾させて背中とふくらはぎが平行になるイメージを持ちます。
ヒザの角度が90度になるまで腰を落とします。
ヒザは伸ばし切らず、少し曲げたままをキープし、筋肉を休ませずに負荷をかけ続けます。

■筋肉痛の解消
筋肉痛にならなくても筋肉は太く強くなりますが、筋肉痛が起こる事は筋肉が成長している判断材料のひとつになります。
筋肉痛の後は、基本的に休めた方が良いです。
筋肉痛を除去するには、筋肉を休めたり、軽めの運動を行った方が良いです。