腰痛は仙腸関節にズレが発生して骨盤が歪んで起こりやすくなります。
腰痛改善には股関節をまたぐ前側の筋肉の腸腰筋を伸ばすことが効果的です。
■骨盤のズレが腰痛の原因
日常生活では前屈みの姿勢が多いので、前側にある筋肉が縮んでしまって伸びなくなってしまいます。
これを伸ばそうとすると仙腸関節という関節に負担がかかりやすくなります。
仙腸関節にズレが発生すると、骨盤が歪んで腰痛が起こりやすくなります。
■腸腰筋を伸ばすことが腰痛改善に効果的
骨盤の中央には骨や筋肉にかかる衝撃を吸収する仙腸関節という関節があります。
骨盤の前側には腸腰筋(ちょうようきん)と呼ばれる筋肉があります。
腸腰筋は前屈みの姿勢を続けると縮んでそのまま固まってしまいます。
その状態で無理をして体を起こすと、仙腸関節に負荷がかかり骨盤がズレてしまいます。
それが腰の痛みとなって現れます。
股関節をまたぐ前側の筋肉の腸腰筋を伸ばすことが腰痛改善に効果的です。
■ゴムバンドで腸腰筋を伸ばし骨盤を正常な位置に矯正
腰痛は腸腰筋が縮んで伸びなくなり、骨盤がズレることで起こります。
そこでズレて広がった骨盤をゴムバンドで正常な位置に近づくように矯正し、腰回しによって腸腰筋を伸ばしていきます。
この方法で自宅でも簡単に腰痛を改善できます。
●腰痛改善、腸腰筋ストレッチ法
ゴムバンドを用意します。
ゴムバンドはストレッチ用のものでも、材料用のものでもOKです。
幅8cmほどで、骨盤部分を2重に巻ける長さがあればOKです。
目印は腰の前にある骨盤の出っ張りです。
骨盤の出っ張りにギリギリかかるようにゴムバンドを2重に巻き、最後に挟み込んで固定します。
ゴムバンドは痛くない程度、指が入りにくい程度に強く巻きます。
右回し左回しを1日5分ずつ行います。
フラフープを回すように腰だけで回すのではなく、全体が回るように回します。
■腰痛治療の名医(2015年1月時点)
柔術整復師 田島 秀樹(たじま ひでき)先生
腰痛治療の専門病院で10年以上学び、独自の研究を重ねて新たな腰痛改善法を開発した腰痛のエキスパートです。
●FCメソッド(足圧矯正法)
FCメソッド(足圧矯正法)は田島秀樹先生が考えた腰痛治療法で、足で圧力を加えることで筋肉や骨盤を整えます。
腸腰筋を緩め、骨盤を正常な位置に戻します。
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