アクアエクササイズ・水中トレーニング。アクアエクササイズは浮力のおかげで体への負担が少なく、水の抵抗により運動スピードを変えるだけで体への負荷・強度を調整でき無理のない運動が可能、体のクセ・歪みが正しい状態に戻りやすい
身体への負担が少なく全身を鍛えられるアクアエクササイズ。
水の中で体を動かすと硬くなった関節や血管、歪んだ姿勢を正しい方向にバランス良く整える効果があるそうです。
■アクアエクササイズのメリット
・低負担
浮力のおかげで体への負担が少なく、関節痛や肥満の人でも運動しやすい
・運動量調節
水の抵抗により運動スピードを変えるだけで体への負荷・強度を調整でき無理のない運動が可能
・リセット効果
重力のない水中では体のクセ・歪みが正しい状態に戻りやすい
■水中効果
水中では水圧が血管を押し筋肉がリラックスします。
さらに水中では血液が上半身に集まり血管を広げようとするホルモンが分泌されます。
すると血管がゆがみ血行促進につながります。
水中ではストレッチ効果も高く、陸上で行うよりも柔軟性が向上しやすくなります。
■水中ウォーキングの肥満予防効果
水中は水の抵抗により陸上の1.6倍の消費カロリーがあります。
運動スピードを上げればより効果的な肥満予防になります。
■プールで出来る肩・腰・ヒザのアクアエクササイズ
●肩のアクアエクササイズ
ヒジを水平にして合掌のポーズをとります
深呼吸をしながら手を前後に10回程倒します
水中では水圧によって肩周辺に血液が集まります。
この状態で肩のストレッチを行うと肩の筋肉がストレッチングされ血行が促進し肩のコリをほぐす効果があります。
●腰のアクアエクササイズ
手を前で重ねて背筋を伸ばします
そのままゆっくり後ろ歩きをします(約5分)
腰回りの筋肉が効率良く鍛えられ筋肉バランスが整うので腰痛の改善につながります。
●ヒザのアクアエクササイズ
関節への負担が少ない水中でヒザの曲げ伸ばし運動を行います
太ももを動かさず足首をしっかり伸ばすのがポイント
左右それぞれ20回×2セット
太ももの大腿四頭筋(だいたいしとうきん)が鍛えられヒザ痛予防に効果的です。
■お風呂で出来るアクアエクササイズ
足を伸ばしてお風呂につかり、頭の後ろで両手を組みます
息を吸いながら胸を張り、息を吐きながら背中を丸めます
これをゆっくり10回くり返します
お湯の温度はぬるめに(約38℃)
入浴時間は約15分が目安
入浴前後の水分補給をとるようにする