片側顔面痙攣(へんそくがんめんけいれん)、片側顔面痙攣チェック!

■片側顔面痙攣(へんそくがんめんけいれん)について
片側顔面痙攣(へんそくがんめんけいれん)とは、顔の片側半分が自分の意思とは関係なく動いてしまう病気です。
目のまぶたから始まって除々にほっぺたに広がっていき、口元から上に上がってきたりします。
さらに悪化すると目をつぶった状態になってしまい、勝手に動いてしまいます。

片側顔面痙攣は神経伝達の中心部分の脳幹にある顔面神経に、血管が接触することによって起こる病態です。
この血管が脈を打つように顔面の神経を刺激し、自分の意思とは関係なく片側の顔が勝手に動いてしまいます。
片側顔面痙攣のは40〜50代の女性が多く発症しやすいといわれています。

■片側顔面痙攣の主な原因
片側顔面痙攣の主な原因としては動脈硬化がいわれています。
さらにストレスなど精神的な不安が症状を悪化させてしまうと考えられています。

■片側顔面痙攣チェック
両目をギューッと閉じてパッと開きます。
そのときまぶたのところに痙攣が起こるかどうかをチェックします。
口元を横に「いー」と広げて、その状態でまぶたに痙攣が起きるかどうかチェックします。
もし痙攣がある場合は、脳神経外科や総合診療科を受診しましょう。

■片側顔面痙攣の治療
片側顔面痙攣の治療法としては、全身麻酔で頭部を開き、接触した血管と顔面神経を引き離す手術をおこないます。

■片側顔面痙攣の対処法
片側顔面痙攣は何よりも早期発見が重要です。
異変を感じたら直ぐに脳神経外科や総合診療科を受診しましょう。