アルツハイマー病予防!アルツハイマー病は、脳の神経細胞が生み出す「アミロイドβタンパク」という、言わばゴミのようなものが原因とされ、脳に溜まることで神経細胞が死滅し、認知機能が低下すると考えられています
■短期記憶力
短期記憶力とは、ちょっと前の出来事を覚えていられる能力のことです。
アルツハイマー病を発症すると、様々な情報をコントロールする脳の各部位が機能低下を引き起こし、この短期記憶力が衰えてくると言われています。
■アルツハイマー病
アルツハイマー病とは、脳の神経細胞が死滅して委縮し、認知機能が低下してしまう病気です。
物忘れに始まり、やがて徘徊などの症状が起こり、最終的には寝たきりになってしまうこともあります。
アルツハイマー病の要因には様々な説がありますが、これまでの研究で主に4つの危険因子がわかっています。
それが加齢・遺伝・高血圧等の血管因子・生活習慣の4つになります。
そもそもアルツハイマー病は、50歳を過ぎた頃から脳の神経細胞が生み出し始める「アミロイドβタンパク」という、言わばゴミのようなものが原因とされ、アミロイドβタンパクが脳に溜まることで神経細胞が死滅し、認知機能が低下すると考えられています。
■認知機能が低下してしまった人の特徴
・魚介類をあまり食べない
・野菜をあまり食べない
■魚介類と野菜が脳の中のゴミを溜まりにくくする
n-3系脂肪酸、いわゆるDHAやEPAは、サバやサンマなどの青魚に多く含まれている脂です。
中でも認知機能と深く関わっていると期待されているのがDHAです。
DHAは加齢と共に溜まるアミロイドβタンパク、いわゆる脳の中のゴミを溜まりにくくすると考えられています。
野菜も同様で、ポリフェノールや抗酸化ビタミンが同じような働きをすると考えられています。
だからこそ年齢と共に脳のゴミを少しでも減らし、アルツハイマー病のリスクを下げるためには魚介類と野菜を積極的に食べることが大切です。
■アルツハイマー病予防に効く「サバとニラの和え物」
<材料>
長ネギ 1/2本(みじん切り)
ニラ 1束(小口切り)
塩 小さじ1/2
サバの水煮缶 1缶
ショウガ 適量
ゴマ油 適量
長ネギ・ニラ・塩をボウルに入れて、全体がしんなりやわらかくなるまで混ぜます。
サバ缶の煮汁ごと加え手早くサバをほぐします。
さらすりおろしたショウガを加え、香り付けにゴマ油をまわしかければ完成です。
ご飯に乗せて少し醤油をたらしても美味しいです。
そのままお湯をかければDHAをたっぷり含んだスープにもなります。