大腸癌(だいちょうがん)について!

大腸癌(だいちょうがん)について!大腸癌(だいちょうがん)の特徴は、他のガンと比べて症状が現れやすいことです。さらにその症状に早く気付いて治療すれば完治する確率が飛躍的に上昇します

■大腸癌(だいちょうがん)について
ガン(癌)は現在日本人の死亡原因第一位であり、患者数は年々増加の一途をたどり、今や私達の3人に1人がガン(癌)になると言われています。
厚生労働省のデータによれば、大腸癌(だいちょうがん)はガン(癌)の中で死亡者数は第三位で、女性に限れば最も犠牲者が多いガン(癌)です。
大腸癌(だいちょうがん)の特徴は、他のガンと比べて症状が現れやすいことです。
さらにその症状に早く気付いて治療すれば完治する確率が飛躍的に上昇します。

■大腸癌(だいちょうがん)の症状
・排便時に紙や便に血がつく
・以前より便が細くなった
・排便後すぐに便意をもよおす
・便秘と下痢を繰り返す
・貧血、立ちくらみがする

1つでも症状が当てはまれば大腸癌(だいちょうがん)の可能性があります。
便に血がついたり、便が細くなったりすることは大腸癌(だいちょうがん)の最も代表的な症状です。
大腸癌(だいちょうがん)はほとんどの場合腸の内側にコブのようにふくらんでいます。
ガンはもろく崩れやすいため、そこを便が通過するときガンが傷付き出血します。
この出血が激しいと貧血や立ちくらみなどを起こす場合もあります。
そして大腸癌(だいちょうがん)が大きくなれば便の通り道がどんどん狭くなるので細い便が出るようになります。
さらにガンが便の通り道を塞ぐことで腸内のバランスがくずれ便秘と下痢を繰り返したり、すぐに便意をもよおすような症状に襲われる場合もあります。
キレイな鮮血で痛みがある場合は痔による出血の可能性が高いです。
しかし一番恐いのは痔とガンが共存している場合があることです。
痔がある人も定期的な大腸癌検査を受けた方がよいそうです。

■便潜血検査(べんせんけつけんさ)
便潜血検査(べんせんけつけんさ)とは、目に見えない便に含まれる血液をチェックし、大腸癌(だいちょうがん)の危険性を調べる検査法です。
検査キットの先端に便をこすりつけて提出するだけです。
陰性か陽性かが分かります。