炭の正しい使い方!

炭の正しい使い方について
炭の成分はほとんどが炭素で出来ています。
ダイヤモンドも同じ炭素ですが、高温で加熱すると二酸化炭素になり消えてしまいます。
炭の方はミネラル成分などが入っているため加熱すると灰が残ります。

■正しい炭火起こしの方法
棒状にした新聞紙を10本作ります
まず炭のかけらを置きます
この上に井型のやぐらを組むように棒状の新聞紙を重かさねていきます
炭を縦にして周りを囲むように置いていきます

炭には無数の小さな穴があいています。
その数100gの炭に1兆の1000億倍もあいています。
このたくさんの穴には空気が含まれています。
空気は断熱保温効果が高く、この空気をたくさん含んだ炭をぐるりと囲むことで熱がこもり炭火がつきやすくなります。

■炭火を使った美味しい肉の焼き方
水に漬けた炭を、火がついて加熱している炭の上に置きます。
その上で肉などを焼きます。
このことにより直に炭火の上で焼く時の焦げ付きやすさを抑え、同時に高温の水蒸気で表面に瞬間的に薄い膜のような層を作り、それ以上水分や旨味が外に出るのをおさえてくれます。
そもそも炭火は赤外線によるふく射熱と熱せられた熱い空気のダブル加熱の熱効果があります。
そのため短時間でパリッと焼けるぶん表面が焦げやすくなります。
炭に水分を含ませ加熱することにより高温の水蒸気を出し、その水蒸気で加熱することにより焦げ付かずに旨味を閉じ込めることができます。

■正しい炭の脱臭効果の引き出し方
炭の穴の中には物質を引き寄せる手のようなものがあります。
その手がニオイ物質の手と磁石のように引かれ合うと脱臭効果が起きます。
炭とニオイ物質には相性というものがあり、相性が悪ければ脱臭効果が起こりません。
木炭には大きく分けて2種類あります。 一つは白炭(しろずみ)でありアルカリ性。
もう一つは黒炭(くろずみ)であり酸性。
靴箱の臭いというのは硫化水素やメチルメルカプタンなど酸性のニオイ物質が溜まりやすい場所なので、白炭(しろずみ)を使うことで脱臭効果が起こります。
トイレはアンモニアなどアルカリ性の臭いなので黒炭(くろずみ)を使うことで脱臭効果が起こります。
冷蔵庫の中はアルカリ性の物も酸性の物もあるので、白炭(しろずみ)と黒炭(くろずみ)の両方を使うと良いです。
炭は長く放置すると、手がいっぱいになってしまったときに放してしまうので、かえって臭いが増えるということもあるそうです。
お湯で洗うか、天日干しにすると脱臭効果が戻ります。

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