片栗粉の使い方!美味しい とろみ の付け方!

片栗粉の使い方!美味しい とろみ の付け方について
■じっくり加熱で美味しいとろみ

片栗粉はジャガイモのデンプンから作られています。
水溶き片栗粉が加熱されると粒が大きくなり糊化(こか)というノリ化の現象が起こります。
デンプンが膨らんでくると抵抗を感じるようになります。
通常はとろみがついたと感じたら火を止めてしまいますが、さらに加熱し続けるとデンプンの中からとろみが飛び出してきて、それほど抵抗を感じなくなります。
これこそが真のとろみになります。

■片栗粉と水の比率は1:1
通常は1:4で多めの水で溶きますが、大量の水で片栗粉を溶かし、沸騰したお湯に投入すると温度がいっきに下がってしまい、なかなかとろみがつかなくなります。
少ない水で溶いた片栗粉は、お湯に投入しても温度が下がらずすぐにとろみが付きます。
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■水ひたし片栗粉
水にひたしておくと片栗粉が水分を均一に吸ってくれますので、だまになりません。
片栗粉は約20分くらい水にひたしておくと最大50%水分を吸収します。

■ダイラタンシー現象
握りしめると固体になり、手を離すと液体になる現象のことです。
粒子が細かくて水に溶けない片栗粉のようなもので起こる現象です。

■通常の八宝菜の作り方
1:野菜と豚肉を一口大に切る
2:エビに酒や塩で下味をつける
3:鍋で油を熱しショウガを炒める
4:豚肉とエビを加えて炒める
5:水溶き片栗粉を加え、手早くとろみをつけます

■美味しいとろみの付いた八宝菜の作り方
0:片栗粉と水を1:1の割合で片栗粉を水にひたしておきます
1:野菜と豚肉を一口大に切る
2:エビに酒や塩で下味をつける
3:鍋で油を熱しショウガを炒める
4:豚肉とエビを加えて炒める
5:水ひたし片栗粉を加え、じっくり加熱し、とろみをつけます

■美味しいとろみソースの作り方
<材料>
片栗粉(同量の水にひたしたもの) 7g
日本酒              200ml
レッドオニオン(粗みじん切り)  10g
シソの実醤油漬け         10g
固い梅干し(粗みじん切り)    5g
粒コショウ            1g
塩・薄口醤油           少々
スダチの絞り           1/2個
あさつま(小口切り)       2g

日本酒を鍋に入れて加熱しアルコールを飛ばします
水ひたし片栗粉を加えます
一度冷ましてレッドオニオン(粗みじん切り)・シソの実醤油漬け・固い梅干し(粗みじん切り)・粒コショウ・塩・薄口醤油・スダチの絞り・あさつま(小口切り)を加え混ぜて出来上がりです

■美味しいとろみスープ
コンソメ             200ml
片栗粉(同量の水にひたしたもの) 7g

●ポテトピューレ
ジャガイモ(皮をむいて裏ごししたもの) 200g
生クリーム   40g
牛乳      90ml
塩・コショウ  適量
バター     20g

●ポテトピューレの作り方
ジャガイモ(皮をむいて裏ごししたもの)・生クリーム・牛乳・塩・コショウ・バターを混ぜて加熱し、冷ましておきます

鍋にコンソメと水ひたし片栗粉を加え加熱します
透明になったら火を止めます
グラスに注いでポテトピューレを加えれば完成です

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