個人で出来る地球温暖化対策について
地球温暖化の主な原因とされる二酸化炭素は工場などから出る分は減っていますが、家庭からの排出量は増え続けています。
私達は毎日食べ物に含まれる炭素と空気中の酸素を体の中で結び付け二酸化炭素として吐き出しますが、本来これくらいの量なら海や樹木により吸収されます。
地中に埋まっている石油や石炭を取り出して燃やしたときに出る大量の二酸化炭素が問題になっています。
家庭から出る二酸化炭素の一番のもとは電気になります。
メタンやフロンはCO2と比べて温暖化効果は高いですが、CO2の量の方がたくさん存在しています。
■二酸化炭素で地球温暖化する理由
二酸化炭素は地表からの熱を大気のあちこちで吸収することで地球をあたためています。
太陽のエネルギーが地球に届くと、地表はその熱を赤外線として宇宙に逃がそうとします。
大気中にある二酸化炭素や水蒸気はその赤外線を吸収し地表に放出します。
このため地球は平均気温15℃くらいに保たれているそうです。
しかし余分な二酸化炭素が大気中に増えると、地表からの赤外線をより多く吸収して地表に向け放出するようになってしまい地球温暖化の原因となっています。
■個人で出来る地球温暖化対策
・冷房は28℃、暖房は20℃
・アクセルはふんわりかける
・レジ袋を断わる
・蛇口をこまめにしめる
・エコ製品を選ぶ
・コンセントをこまめに抜く
・ゴミを分別して出す
毎日家庭から出るゴミは焼却場で燃やすことで大量の二酸化炭素が出ています。
■認知的一貫性理論(にんちてきいっかんせいりろん)
人間は意識と行動を一致させたいという心理があります。
これを認知的一貫性理論(にんちてきいっかんせいりろん)と呼びます。
自分の中で正しいと思うことがあったとして、その通りに行動出来ると気分が良くなりますが、うまくいかないときには気分が落ち着かなくなります。
私達の心は矛盾した状態を嫌います。
その矛盾を解消するには、まず行動をとってみることが大事になってきます。
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