自宅で簡単!美味しいカツ丼の作り方について
■カツ丼について
カツ丼の始まりは大正10年、早稲田の学生がカツをごはんに乗せソースをかけて食べたのがきっかけとされています。
カツ丼を食べると脳が激しく活性化し、カツ定食に比べて脳の喜び度が2倍にもなるそうです。
■通常のカツ丼の作り方
カツを揚げる
だし汁でたまねぎを煮る
カツを入れ溶き卵を回し入れ煮る
半熟になったら盛り付けて完成
■カツ丼のカツが硬くなってしまう理由
カツの揚げ終わりから鍋に入れて煮るまでの時間が長すぎると、余熱で火が入り肉が硬くなってしまいます。
■カツ丼の卵は強火で煮る
カツを鍋に入れ卵を入れて煮るとき、強火で30秒加熱すると白身の表面が白くなっていきます。
実は強火で加熱すると表面は白くなりますが中は半熟状になっています。
これがふわふわとろとろの食感をもたらします。
そしてそれをごはんの上に乗せると、まだ固まっていない黄身がドロッとごはんの方におりてきて、一体感があって様々な食感がここに重なってきます。
卵は白身のところだけでもタンパク質が40種類ぐらいあり、それぞれが固まる温度が違います。
■美味しいカツ丼とは?
しんなりとした玉ねぎ、さらさらとしたごはん、黄身はとろーりねっとり、白身はふんわりふわふわだったりプルンプルンだったり、お肉の肉汁がジュワー、これがころものサクサクの上にのっかってこんぜん一体となり、これを食べると何ともいえない味わいが口の中にひろがり美味しさを感じます。
■カツ丼に向いている肉
肉の厚さは1cm。
この厚さが具と飯との口の中でのハーモニーをかもしだして一番マッチしています。
カツ丼を作るときはソテー用の肉が向いています。
■自宅で簡単!美味しいカツ丼の作り方
<材料 4人分>
豚肉:80g×4枚(スジ切りしておく)
小麦粉・卵・乾燥パン粉:適量
玉ねぎ:160g(スライスしておく)
卵:4個
油:100ml
●丼つゆ
醤油:大4
みりん:大4
砂糖:大1
水:65ml
肉の厚みは1cm、包丁の背でたたいて薄くする
小麦粉を肉の全面につけて、よく溶いた卵にくぐらせます
乾燥パン粉をしっかりつけます
フライパン(直径26cm)に油100mlを入れ強火で1分30秒加熱
コンロには火の強い方と弱い方があるので弱い方のバーナーで加熱します
パズルのようにカツを並べて強火で2分揚げます
裏返して強火のまま1分揚げます
丼にごはんをよそっておきます
揚げたカツを幅1.5〜2cmで切ります
フライパンに残った油をきれいにふき取ります
フライパンに丼つゆと玉ねぎを入れ強火で加熱し軽く沸騰させます
黄身を切るように軽く卵をつぶします(混ぜすぎは厳禁)
カツを入れ溶き卵を回し入れフタをして30秒強火で煮れば美味しいカツ丼の完成です!!
フライパンの厚さに合わせて調理時間を調節します。
1人分ずつ調理するときは生パン粉を使うとサクサク感がよりアップし白身がカツの上にのりやすくなるそうです。
豚ロースブロック約1キロ(青森県産)
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