似顔絵の上手な書き方!
■人の顔や似顔絵を見たとき、脳の顔領域が反応
人は人の顔や似顔絵を視たとき、脳の顔領域と呼ばれる部分が反応します。
この部分は生後5ヶ月〜8ヶ月頃から急速に発達し、人の顔や人顔に近い図形を特別に処理するようになります。
■人以外の犬などの絵を見たとき、脳の前頭部が反応
人以外の犬の絵などを見たとき、脳の前頭部の活動が活発化します。
この部分は絵が上手いか下手かという事に反応します。
似顔絵を見たときは、顔領域に加え前頭部が反応し、絵が似ているどうかを判断しています。
■顔のパーツをなるべく単純化する
脳は単純な物を見ると足りないものを補って見ようとする性質があります。
この性質を利用して、書く時は顔のパーツをなるべく単純化することがポイントになります。
■平均顔を基準にして相手を見分けている
人の顔を見分けるとき、脳では今までに見た全ての人の顔を平均化して最も平均的な顔(平均顔)を作っています。
脳はこの平均顔を基準にして、相手の顔の特徴を調べ相手の顔を見分けています。
■平均顔と出会った人の顔の差をデフォルメする
似顔絵を書くときは、自分の頭の中にある人間の平均顔と出会った人の顔の差をデフォルメすれば特徴をつかんだ絵が書けるようになります。
■似顔絵を上手な書くときのポイント
・パーツの単純化(顔のパーツをできるだけ単純化する)
・デフォルメする(顔パーツの配置や顔の輪郭をデフォルメする)