朝起きてすぐの歯磨き・笑い・森林浴・キンカンで免疫力アップ、カゼ・インフルエンザ予防

朝起きてすぐの歯磨きでプロテアーゼを取り除くことが免疫力アップにつながります。
笑いの表情と発声の喉の形で笑いによる免疫力アップ効果が期待できます。
森林浴にはNK細胞を活性化する効果があります。
キンカンにのβクリプトキサンチンにはNK細胞を活性化する効果があります。
キンカンは生で丸ごと食べることが効果的です。

■朝起きてすぐの歯磨きで免疫力アップ
カゼやインフルエンザのウイルスは普段タンパク質で覆われている状態で体内に入っても簡単には細胞に侵入できません。
このウイルスの膜を破ってしまうのがプロテアーゼという酵素です。
プロテアーゼとは体内にいる細菌が持っている酵素で体には必要なもので、摂取したタンパク質を分解する働きをしてくれます。
口の中にもプロテアーゼを持っている細菌が存在していて、ウイルスと接触すると表面のタンパク質を分解してしまいウイルスがむき出しにになってしまいます。
そのためより粘膜に侵入しやすくなり感染力がアップしてしまいます。
プロテアーゼがウイルスの膜を剥がしてしまう前に歯磨きで洗い流してしまうことが、カゼやインフルエンザの予防に有効と考えられています。
朝起きたときの口の中の状態は細菌だらけの状態です。
寝ている間は唾液の分泌が少ないため口内の細菌がどんどん増加するため、朝起きたときはプロテアーゼを持った細菌だらけの状態になっています。
歯磨きをしないで朝食を摂ると、食べ物を噛んで飲み込むときに口やのどの粘膜に増えたプロテアーゼがくっついてしまいます。
そこへカゼやインフルエンザのウイルスが侵入してくるとプロテアーゼによってウイルスがむき出しになり感染力がアップしてしまいます。
朝起きたらプロテアーゼを歯磨きで取り除くということが免疫力アップにつながります。
また朝起きてすぐの歯磨きは誤えん性肺炎の予防にもつながります。

■笑いで免疫力アップ
笑うことにより免疫細胞のNK細胞が活性化して免疫力アップにつながると考えられています。
堅苦しいことは考えずとりあえず笑ってみることがポイントで、笑いも一つの運動法だと考えて行います。
うそ笑いでも笑っている環境に脳はだまされるということがあります。

■静かに笑っても免疫力アップ効果がある
静かに小さな声で笑っても、笑いの表情と発声の喉の形で、笑いによる免疫力アップ効果が期待できます。
ポイントは呼吸にあり、笑いの表情を作り息を吐き出して笑うことが重要なポイントになります。

■森林浴で免疫力アップ
研究では森林浴でNK細胞が活性化したという研究報告があります。
森林浴をしながら笑いをプラスすることで、より免疫力アップ効果が期待できます。
森林浴による免疫力アップの効果は1ヶ月続くといわれているので、月に1度は自然の中で笑うと効果的です。
1ヶ月に1度、森林浴を行うことがカゼやインフルエンザの予防にもつながります。
森林に行く時間がない人は緑の多い公園などにいくとよいそうです。

■キンカンで免疫力アップ
キンカンに含まれているβクリプトキサンチンという物質には、免疫細胞のNK細胞を活性化する効果があります。
キンカンを1日に1個〜3個摂るだけでも効果があるそうです。
キンカンは皮ごと食べるのが免疫力アップに効果的な食べ方になります。
NK細胞を活性化するβクリプトキサンチンはキンカンの皮に多く含まれています。
熱処理をするとβクリプトキサンチンが壊れてしまうので生のまま皮ごと食べるのが効果的です。

●免疫力アップサラダ
キンカンを皮ごと輪切りにして種を取り、千切りにします。
それを葉野菜とちりめんじゃこに混ぜ、オリーブオイルを少しかけて混ぜて出来上がりです。

●免疫力アップドリンク
ミキサーにかけたキンカンに甘酒と豆乳を混ぜてできあがりです。