ゴーヤは、本場沖縄ではヌチグスイ(命の薬)と呼ばれるほど、すべての部分に健康パワーがびっしり詰まった食材です。
■ゴーヤの“ビタミンC”で美肌効果
ゴーヤには美肌成分のビタミンCが豊富に含まれています。
美肌成分ビタミンCは熱を加えると壊れてしまいます。
しかし、ゴーヤのビタミンCはデンプンと結合しているため、加熱してもデンプンが保護して壊れにくくなっています。
ゴーヤはビタミンCが豊富でしかも加熱に強い美肌効果抜群の食材です。
■美肌アップ!ゴーヤ料理
ゴーヤを切って炒め、醤油で香り付けします
続いて美肌の素でもあるコラーゲンが豊富な鶏モモ肉(皮付き)を適量の塩・コショウ・ニンニクを加え炒めます
皮にコラーゲンが多く含まれているので皮ごと焼くのがポイントです
焼き上がったら、先ほどのゴーヤと合わせれば完成です
ビタミンCには体内で失われやすいコラーゲンを守る働きがあるので絶大な美肌効果が期待できます。
■ゴーヤの苦味成分“モモルデシン”が夏バテ解消
ゴーヤの独特な苦味の正体はモモルデシンという成分です。
このモモルデシンには胃腸を刺激して消化液の分泌を促進し、食欲を増進させる働きがあります。
つまりゴーヤは暑さによる食欲の減退を防ぐ夏バテ解消の効果があります。
古くから東南アジアを中心とした暑い地域で食べられてきたのはこのためだとも言われています。
モモルデシンが最も多く含まれている部分が中心のワタの部分になります。
■夏バテに効果的なゴーヤの食べ方
苦味成分を含むワタに最も多くのモモルデシンとビタミンCが含まれています。
・ゴーヤのワタ天ぷら
天ぷらにするとおいしく食べられます。
ゴーヤ
■ゴーヤの種にはダイエット効果がある
ゴーヤの種を食べると“共役リノール酸”という成分が生まれます。
共役リノール酸は脂肪燃焼成分“リパーゼ”の働きを活発にしてくれます。
なかなか食べずらい種ですが、種入りゴーヤ茶なら手軽に摂取できます。
ゴーヤ茶
■ゴーヤチャンプルに血圧を下げる効果がある
ゴーヤチャンプルに入る豆腐と豚肉がポイントです。
ゴーヤを食べると体内で一酸化窒素という物質が発生します。
この一酸化窒素には血管を拡張する働きがあり、血圧を下げる効果があります。
しかも豚肉と豆腐には、一酸化窒素を増やす“アルギニン酸”という成分が豊富に含まれています。
つまりゴーヤと豚肉・豆腐が合わさったゴーヤチャンプルは高血圧解消の効果が期待できます。
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