●妊婦の腰痛予防
■妊婦や出産後(経産婦)の腰痛予防
これまで妊婦の腰痛は、おなかが大きく前に出ているため、生理彎曲がくずれ腰痛を引き起こしていると考えられていました。
たしかにこれにより腰痛になっている人もいますが、最近、妊婦さんの腰痛はホルモンの影響が大きいという事がわかってきました。
妊娠中はホルモン代謝が活発化しますが、その中で黄体ホルモンの“リラキシン”というホルモンが分泌されます。
実はこのリラキシンというホルモンの影響で骨盤や各種関節の靱帯が緩み、そのために腰痛が生じると考えられています。
妊娠中の約半数近くの人に腰痛が起こりますが、出産後半年以内にはおさまります。
しかし半年ちかくたっても腰痛が改善しない場合も多くあります。
骨盤の関節である仙腸関節や恥骨結合の靱帯が緩んで元にもどらないときは、
骨盤安定用のベルトを着用するなどして改善します。
骨盤の緩みなどが原因で腰痛を引き起こしていた場合は、
骨盤ベルトをするとすぐに効果があらわれて痛みが軽減されます。
骨盤ベルト・腰椎ベルト1
骨盤ベルト・腰椎ベルト2
>>