高血圧予防!寒い日の日常行動に注意!血圧は非常に変わりやすく、いくら病院で正常であっても日常生活で高いと様々な病気になりやすくなります。血圧を毎日の朝晩の2回測り、こまめな血圧チェックを行い体調管理をする事が大切
■血圧について
血圧は非常に変わりやすく、いくら病院で測定したときの血圧が正常であっても日常生活で高いと様々な病気になりやすくなります。
血圧とは心臓が送り出す血液の圧力です。
血圧を送る心臓が縮んだときの圧を最高血圧、逆に心臓が膨らんだときを最低血圧といいます。
最高血圧140mmHg以上・最低血圧90mmHg以上は高血圧と診断され、脳硬塞・心筋梗塞など重大な病気になりやすくなります。
生活環境で変化しやすい血圧。
一度の検査で問題ないからといって決して安心は出来ません。
健康のためには自分で血圧を知ることが第一歩。
血圧を毎日の朝晩の2回測り、こまめな血圧チェックを行い体調管理をする事が大切になります。
■血圧は動脈で計る
静脈(じょうみゃく)の血圧は10mmHg以下の圧しかありません。
血圧とは心臓の鼓動で送り出された血液が動脈にかける圧力です。
■脈圧(みゃくあつ)
脈圧(みゃくあつ)とは上の血圧と下の血圧の差のことをいいます。
脈圧(みゃくあつ)が大きいと血管が硬くなっていることが疑われ、動脈硬化の可能性があります。
一般的に血圧は年齢と共に上昇していきますが、ある時期に下の血圧が下がり脈圧が広がることもあります。
上下の幅にも注意が必要です。
■心筋梗塞が起こりやすい気候
・一日の平均気温が6℃未満
・寒冷前線通過の日
気圧の変化が激しくなるため心筋梗塞が起こりやすくなります。
■血圧を急激に上げる行動
重い物を運ぶため継続的に力を入れるとき血圧が急激に上がります。
継続して力が入る運動は筋肉の緊張が続くため、より血圧が大きくなります。
高血圧の人は息を止めて力むような動作はなるべく控えた方が良いです。
■職場高血圧
職場高血圧とは仕事場でのストレスが原因で起こる高血圧です。
自宅や病院での血圧は正常なため気付かない人が多い。
職場での血圧にも気を配ることが大切です。
■入浴後の血圧の急な下げに注意
入浴直後は血圧が一気に上がりますが、しばらくすると血管が開き今度は急に血圧が下がります。
熱いお湯での入浴は血圧が急に上がることだけが問題だと思われがちですが、実はその後血圧が急に下がることで脳貧血や立ちくらみの危険性もはらんでいます。
血圧の急な変動の危険を減らすには、ぬるめのお湯(38度前後)で半身浴がオススメです。
■朝の入浴に注意
最近では早朝高血圧という、朝だけ異常に高い高血圧が問題になっています。
起床して1時間くらいは非常に血圧上がりやすい時間帯です。
この時間帯は交感神経が緊張したり、血圧を上げるホルモンがたくさん分泌されたりしています。
心筋梗塞で病院に搬送されるのも起床後1時間以内に集中して起こっています。
高血圧の人は、起床時の入浴や冷水での洗顔には注意が必要です。
■姿勢によっても血圧が変動
しゃがむ姿勢は力むため血圧が上がりやすくなります。
高血圧の人は姿勢を変える際にゆっくり動くことが大事になります。
■高血圧予防には運動が大切
運動を継続する事で通常の血圧を下げる効果があります。
手や足先などの末梢部分を刺激する運動などは効果的です。
体の抹消部分を刺激すると細部の血管が開き血流がアップし血圧が低下していきます。
継続して行うことで血圧が安定してきます。
■高血圧予防に足踏み体操
イスに座ります
両手を上下に振りながら足踏みし、足裏全体を刺激します
次第に動作を早め小刻みな運動へ
呼吸を止めないのがポイントです
同様に足裏の外側・内側で足踏みします
さらに足裏のつま先・かかとでも足踏みします
それぞれ30秒を毎朝3セットが目安です
■血圧コントロールポイント
・早朝高血圧に注意
・血流改善
・1日朝晩2回の血圧測定
■血管年齢改善法!鼻歌ウォーキングでNO(一酸化窒素)を増やす
■高血圧対処法・高血圧対策
■早朝高血圧!心筋梗塞・脳硬塞最新治
■低血圧(ていけつあつ)について
●玄米茶
玄米茶に含まれているGABAが血管の収縮を抑え血圧の上昇を防ぎます。
■魚中心の食生活で血管年齢を改善
NO(一酸化窒素)は血管の内皮細胞というところで作られているので、血管の内皮機能を高める食材が効果的です。
最も重要なのは“EPA”という魚に含まれている脂になります。
主に青魚に含まれる成分で、悪玉コレステロールを減らし血管内皮細胞を健康に保つ環境を作ってくれます
魚・青魚
EPA(エイコサペンタエン酸)
●GABA・ギャバ(ガンマーアミノ酪酸)
発芽玄米などに多く含まれる成分で、血管の過度な収縮を抑制してくれます
スイカ、メロン、発芽玄米など
●ビタミンP(フラボノイド化合物の総称)
ビタミンPは血管内皮細胞に直接働きかけ、壊れた細胞で悪玉コレステロールの侵入を防ぎ、血管内皮細胞を直接修復してくれます。その結果NO(一酸化窒素)も出やすくなります。
・ビタミンPが含まれる食材
そば、マンゴー、パプリカなどの柑橘類
※ビタミンPは水容性で熱に強く、加熱しても成分は変わりません