メタボリックシンドローム・メタボ対策!

メタボリックシンドローム・メタボ対策!自分がなぜ太ったのかを、体重計に乗るなどして普段から意識することが大切。家族で協力して生活習慣を改善するのがメタボ対策のカギ。一ヶ月に1kgのペースで運動しながら痩せることが大切

■メタボリックシンドロームについて
メタボリックシンドロームとは、ヘソ周りが男性で85cm以上・女性で90cm以上あるうえ、
脂質異常(高脂血症)高血糖、高血圧のうち2つ以上に該当している状態のこととされています。
厚生労働省によると、メタボリックシンドロームに該当する人は成人男性でおよそ4人に1人、女性ではおよそ10人に1人とされています。
いっけんあまり多くなさそうですが、2人に1人の男性がメタボリックシンドローム予備軍という状態にあるそうです。
自分がなぜ太ったのかを、体重計に乗るなどして普段から意識することがメタボ対策には大切です。

■家族ぐるみで生活改善
もし自分がメタボリックシンドロームなら家族も予備軍の可能性があります。
メタボリックシンドローム対策は家族ぐるみで取り組むべきで、メタボ克服のカギは家族全員の生活改善にあります。
食生活や運動は生活習慣に密接に関係しています。
家族で協力して生活習慣を改善するのがメタボ対策のカギになります。

■高血糖・高血圧・高中性脂肪
高血糖・高血圧・高中性脂肪の3つは、よほど数値が高くなければ単独で致命的な悪さは起こしません。
しかし3つが重なって起きると様々な悪影響が出ます。
高血糖と高血圧が協力して作った血管の傷に高中性脂肪が運んできた超悪玉コレステロールが入り込むと、血管のカベがコブのようにふくれあがってしまい血液の流れを阻害します。
この連係プレイが心臓病や脳卒中の原因である動脈硬化の進行を加速させてしまいます。
実は高血糖・高血圧・高中性脂肪の3つを元気づけてしまう物質があります。
それが阻害物質です。 そしてこの阻害物質を生み出しているのが脂肪細胞です。

■ながら食いをやめる(メタボリックシンドローム対策)
食事をすると血液中の血糖値が上昇します。
すると満腹中枢が働きはじめ、エネルギー量が十分だと分かると「もう食べるな」と脳に指令を出します。
しかし食べること以上に気をとられていると満腹中枢の指令に気付かず、ついつい食べ過ぎてしまいます。

■20分以上かけて食べる工夫をする(メタボリックシンドローム対策)
満腹中枢が指令を出すまでにかかる時間はおよそ20分。
早食いだと満腹中枢が働く前に必要以上のエネルギーを摂ってしまいます。
レンゲなどの大きなスプーンも早食いの原因になります。
箸などを使うと、一度に取る量も決まってくるので食べる速度もおのずとゆっくりになります。

■まとめ買いをしない(メタボリックシンドローム対策)
まとめ買いをすると賞味期限が気になり、食べ過ぎの原因になります。
食べたくなったらこまめに買いに行くことがポイントです。

■おかずは1人前ずつ適量に分ける(メタボリックシンドローム対策)
大皿で食事をすると食べた量が分からなくなりがちです。
おかずを小鉢に盛り、自分の食べた量を自覚しながら食べることがポイントです。
少量で品数を増やしバランス良く食べることが大切です。

■むだ食い(間食)をやめる(メタボリックシンドローム対策)
食後1時間もしないうちに間食すると、空腹でもないのに食べることになり太る原因になります。
一般成人の1日に必要な摂取カロリーは2000cal〜2100calになります。

■おやつはまとめ買いしない(メタボリックシンドローム対策)
おやつは1日のぶんだけ買い、毎回食べたくなったらスーパーまで歩いて買いに行く。
そのことによって運動にもなり、続けるだけでも痩せることにつながっていきます。

■メタボ改善のポイント
・ながら食いをやめる
・20分以上かけて食べる
・まとめ買いをしない
・おかずは一人前ずつ適量に
・むだ食いをやめる

■一ヶ月に1kgのペースで痩せる
食事だけで急激にやせた場合は筋肉や骨まで落ちてしまいます。
一ヶ月に1kgのペースで運動しながら痩せることが大切です。

■無酸素運動ではなく有酸素運動(メタボリックシンドロームの勘違い)
腹筋運動で筋肉がつくとお腹はしまりますが、脂肪燃焼効果が低いため内臓脂肪はあまり変わりません。
脂肪を燃焼させるにはウォーキングなどの有酸素運動が効果的です。

■青魚の摂り過ぎに注意が必要(メタボリックシンドロームの勘違い)
魚には意外にカロリーの高いものがあります。
サバ・サンマ・アジなど青魚はカロリーが高く、タイ・スズキなどの白身魚と比べると同じ分量でも2倍ものカロリーがあります。
また同じ分量の豚もも肉よりもカロリーが高い。
栄養満点で体に良い青魚ですがカロリーの摂り過ぎには注意が必要です。

■杜仲茶(とちゅうちゃ)について
杜仲茶(とちゅうちゃ)は、体に溜まっている内臓脂肪などを分解し効率的に燃焼してくれます。
メタボリックシンドロームを総合的に予防・改善できるお茶です。
杜仲の茶葉は1日に約10gを飲むと メタボリックシンドロームの改善効果があります。
杜仲茶のショッピング

■内臓脂肪の燃焼を促進してくれる食材
シジミ  アラニンの効果
豚肉   ビタミンB1効果
タコ   タウリンの効果
緑茶   カテキンの効果