糖質制限ダイエットは糖質制限によって肥満ホルモンのインスリンを分泌させないことです。
糖質を摂ると血糖値が上がります。
そして糖質を燃やしてエネルギーにしますが、糖質を燃やしている限りは脂肪は燃えません。
■糖質について
糖質が多いのは砂糖ですが、それ以外にも主食となるご飯、パン、麺類、芋類、根菜類にも含まれています。
米、パン、パスタといった主食の成分のほとんどが糖質となっています。
さらにカボチャやジャガイモなどの根菜類、ビールや日本酒などの醸造酒にも糖質がたくさん含まれています。
■糖質制限ダイエット
糖質制限ダイエットとは、糖質さえ控えればどれだけ食べても良いという我慢せずにできるダイエット法です。
糖質制限ダイエットとは、甘い物に加えて炭水化物などの糖質を含む色んな食材を減らすダイエット法です。
糖質制限ダイエットは3つのやり方があります。
1日3食で糖質を抜く方法、1日のうち朝と夜の2食で糖質を抜く方法、1日のうち夜の1食で糖質を抜く方法があります。
ポイントは糖質の多いご飯を抜いて、おかずをたっぷり摂ることです。
糖質である主食を抜けばタンパク質や脂質を増やしても大丈夫です。
ソース・醤油・ドレッシングなどは砂糖が多く入っているのでなるべく使わないようにします。
レモンや塩などで食べるようにしましょう。
揚げ物などの衣の中には小麦粉やパン粉などの糖質が多く含まれているので、なるべく衣を減らすようにします。
ただし糖質制限ダイエットでも、最低でも100gの糖質の摂取が必要になります。
人間の体の中で赤血球はブドウ糖しか利用できないためです。
赤血球は脂肪を使えないので最低限必要なブドウ糖は必要になります。
■夜の糖質制限がダイエットに効果的
夜に糖質を摂ると、血糖値が上がってもそれを利用する筋肉も脳も活動しません。
つまり血糖値が高いままになってしまい、インスリンが余分な血糖をどんどん中性脂肪に変えて体脂肪として蓄えてしまいます。
朝や昼に糖質を摂っても日中の活動で消費するので脂肪は溜まりません。
■糖質制限ダイエットで食べても良い物
・肉
・魚
・チーズ
・バター
・マヨネーズ
糖質が少ない食材の代表格がタンパク質や脂が主成分の肉です。
さらに肉と同じタンパク質が中心の魚、チーズなどの乳製品も糖質が少ない食品です。
ダイエットの天敵とされる脂たっぷりのバター、高カロリーの代名詞のマヨネーズも糖質制限ダイエットなら食べても大丈夫だそうです。
■肥満ホルモンのインスリン
糖質制限をすると血糖値がほとんど上がらないため、インスリンの分泌が極めて少なくて済みます。
血糖値が上がると分泌されるインスリンこそが肥満の大きな原因といわれています。
インスリンは肥満ホルモンということが分かってきています。
人が食事をすると、食べ物は消化分解されブドウ糖になり、体内に吸収されて血糖となります。
インスリンはこの血糖を全身の細胞に運ぶ役目をしています。
このインスリンは糖質を多く摂れば摂るほど大量に分泌tされます。
しかしインスリンが出過ぎると血糖を細胞に届けるだけではなく、脂肪として体の細胞に蓄えてしまいます。
これがインスリンが肥満ホルモンと呼ばれる理由です。
インスリンは必要最低限あれば、それ以外は少ないほど身体には優しくなります。
つまり糖質制限ダイエットとは、糖質を制限することでインスリンの分泌を抑え、脂肪を溜めないようにするダイエット法になります。
■糖質制限ダイエットでむくみも解消
糖質1gが3gの水を蓄えるといわれています。
糖質を摂らないと体の中から水が出てくるので、むくみがなくなる効果も加わりダイエットにつながります。
■糖質制限ダイエットのメリット
・好きなだけ食べられる
糖質さえ控えれば量を気にせずに好きな物を食べられます。
・すぐにダイエット効果が出る
糖質制限ダイエットはすぐに効果が実感できダイエットのやる気もアップします。
■食材の糖質含有量(100g中)
・パスタ :96.5g
・食パン :44.3g
・ごはん :36.6g
・中華麺 :27.9g
・そば :24.0g
・うどん :20.8g
・カボチャ:17.1g
・ジャガイモ:14.6g
・アーモンド:10.0g
・ニンジン:6.3g
・トマト :3.6g
・シメサバ:1.6g
・アボガド:0.6g
・ゆで玉子:0.2g
・牛カルビ:0.2g
・豚バラ肉:0.1g
・甘エビ :0g
・マグロ :0g